Samsung EVO 860 4TB SSDがWindowsで認識されない場合の対処法【ディスク管理】

周辺機器

中古で購入したSamsung EVO 860 4TB SSDがWindowsで認識されない問題に直面した場合、いくつかの要因が考えられます。本記事では、ディスク管理での問題とその解決方法について詳しく解説します。

1. SSDのディスク管理の状況を確認

まず、ディスク管理でSSDを確認し、「未割当」のパーティションが2つ表示されていることが分かります。この場合、ディスクに何らかの初期化が必要であることが示唆されています。特に、4TB SSDで2TBずつに分割されている場合、容量制限が原因で正しく認識されていないことが考えられます。

このような場合、最初に試すべきはディスクのパーティションの削除と再作成です。しかし、灰色で選択できないオプションがある場合、次の手順を試してみましょう。

2. MBRからGPTへの変換

大容量(2TB以上)のSSDを使用する場合、MBR(マスターブートレコード)ではなくGPT(GUIDパーティションテーブル)で初期化する必要があります。もしディスクがMBRとして初期化されている場合、GPTに変換することで全容量を認識できるようになります。

この手順は、ディスク管理の「ディスクの初期化」オプションで選択でき、GPTを選ぶことで、4TB全体を利用可能にすることができます。変換後、ディスク管理で新しいシンプルボリュームを作成することができるはずです。

3. 「サポートされていない操作」のエラーの解決

「サポートされていない操作です」というエラーが表示される原因として、OSがドライバやディスク設定を正しく読み込んでいないことがあります。最新のドライバやSSD用のソフトウェアをインストールすることで、この問題を解消する場合があります。

また、SSDのファームウェアが古い場合も不具合が発生することがありますので、公式サイトから最新のファームウェアをダウンロードして更新してみましょう。

4. 他のディスク管理ツールの使用

もしWindows標準のディスク管理ツールで解決できない場合、サードパーティのディスク管理ツールを使用することを検討してください。例えば、AOMEI Partition AssistantやEaseUS Partition Masterなどのツールを使うことで、より詳細なパーティション管理が可能となり、問題を解決できる場合があります。

これらのツールは、GPTへの変換やパーティションの削除、再作成を簡単に行えるため、試してみる価値があります。

5. まとめ

Samsung EVO 860 4TB SSDの認識問題は、主にディスク管理やパーティション設定に関連しています。MBRからGPTへの変換、ドライバの更新、外部ツールの利用などで解決可能です。まずはディスク管理を再確認し、GPTに変換して新しいパーティションを作成することで、正常に使用できるようになるはずです。

それでも解決しない場合は、専門的なサポートに問い合わせるのも一つの方法です。

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