SSDを256GBから1TBに増設したのに、OSが256GBしか認識しない場合、ディスクのパーティション設定や初期化の問題が原因かもしれません。Windows 11を使用している場合、1TBの容量をフルに活用するために必要な操作を解説します。また、ライセンス認証に関して心配されている方のために、その確認方法についても説明します。
1TB SSDを認識させるための対処法
新しいSSDを取り付けた後、Windowsがその容量全体を認識しない場合、まず確認すべきは「ディスクの管理」の設定です。以下の手順で、未割り当て領域を解放して1TBをフルに利用できるようにします。
- **ディスクの管理を開く**: Windowsキー + Xを押して、「ディスクの管理」を選択します。
- **新しいSSDの確認**: 新しくインストールしたSSDが「未割り当て」または「未フォーマット」として表示されているか確認します。
- **パーティションの作成**: 右クリックで「新しいシンプル ボリューム」を選択し、1TB分のパーティションを作成します。必要に応じてフォーマットします。
- **ドライブ文字の割り当て**: パーティション作成後、ドライブ文字が割り当てられているか確認し、必要に応じて設定を行います。
これで、1TBのSSDが正しく認識され、使用可能になるはずです。
ディスクの初期化が必要な場合
新しいSSDが「未初期化」と表示されている場合は、まずディスクの初期化が必要です。これにより、Windowsがディスクを使用可能な状態にします。ディスクの管理で「初期化」を選択し、指示に従って操作を行ってください。
ライセンス認証に関する確認
SSDを交換しても、通常、Windowsのライセンス認証に影響はありません。なぜなら、Windowsのライセンス認証はハードディスク(HDD)やSSDの交換に依存せず、主にマザーボードなどのハードウェア情報に基づいて行われるからです。
ただし、システム全体を大きく変更した場合や、クリーンインストールを行った場合には、再認証が必要となることがあります。その場合、以下の方法でライセンス認証を確認できます。
- **設定から確認**: 「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」から、ライセンスの状態を確認します。
- **電話認証**: インターネットで認証できない場合は、電話での認証を行うことができます。
まとめ
SSDを256GBから1TBに増設した後、256GBしか認識されない場合は、ディスクの管理からパーティションを確認し、未割り当ての領域を設定することで解決できます。また、SSDの交換がWindows 11のライセンス認証に影響を与えることはありませんが、大きな変更を加えた場合には、ライセンス認証を確認する必要があります。

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