ミラーレスカメラでの連写時に色合いが変わる原因と対策

デジタル一眼レフ

ミラーレスカメラでの連写撮影において、最初は綺麗に撮れていた写真が次第に色合いがおかしくなるという問題に悩んでいる方は少なくありません。この問題が発生する原因は一体何でしょうか? ここでは、可能性のある原因とその対策を詳しく解説します。

連写撮影時に色合いが変わる原因

色合いが変わる原因は、カメラの設定や撮影環境、さらにはレンズやセンサーの状態によるものが考えられます。まずは以下の点を確認してみましょう。

1. ホワイトバランスの設定ミス

ホワイトバランスが自動設定の場合、連写を行うとカメラがその都度、最適なホワイトバランスを調整しようとして、色温度が不安定になることがあります。特に屋外や照明条件が変わる場所で連写する際に色合いが不安定になることが多いため、手動でホワイトバランスを設定することをお勧めします。

2. 露出補正の違い

撮影中に露出補正が適切に設定されていないと、写真ごとに明るさや色合いが微妙に異なります。特に連写中、露出補正が変動している場合、画像にムラが出ることがあります。

RAW+JPEGでの処理とレタッチの影響

RAW形式で撮影している場合、撮影後のレタッチによって色合いが大きく変わることがあります。特に、ヒストグラムを基に調整している場合、色温度や露出補正に影響が出やすいです。

1. レタッチによる色合いの歪み

RAWデータは柔軟に調整できるため、色合いを変えることが簡単ですが、その際に過度な補正をすると、元の色が失われ、違和感のある仕上がりになることがあります。レタッチを行う際は、慎重に調整を行い、少しずつ微調整することをおすすめします。

2. モニターのキャリブレーション

モニターの色合いが正しく表示されていない場合、レタッチ後の画像に問題が生じることがあります。モニターのキャリブレーションを定期的に行い、正確な色で作業することが大切です。

カメラ設定の見直しと対策

カメラの設定を再確認し、次の対策を試してみましょう。

1. シャッタースピード(SS)の調整

シャッタースピードが速すぎる場合、特に連写時に明るさや色合いが不均一になることがあります。必要に応じて、シャッタースピードを調整してみましょう。

2. 測光モードの変更

測光モードは撮影シーンによって最適なものを選ぶべきです。適切な測光モードを選択することで、露出や色合いのバラつきを減少させることができます。

まとめ

ミラーレスカメラでの連写時に色合いが変わる原因はさまざまですが、ホワイトバランスの設定ミスや露出補正の違い、レタッチによる影響などが関与している可能性があります。カメラ設定を再確認し、レタッチ時の調整にも気を付けることで、より安定した色合いで写真を撮影することができます。また、モニターのキャリブレーションを行い、正確な色で作業を進めることも大切です。

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