自作PCの起動トラブル: B550M Pro4、Ryzen7 5700X、RX 7600でPCが起動しない原因と対処法

周辺機器

自作PCの組み立て後に「電源ボタンを押してもPCが起動しない」というトラブルが発生することがあります。この記事では、B550M Pro4マザーボード、Ryzen7 5700X、RX 7600などの構成でPCが起動しない場合の原因と対処法を解説します。

電源が入らない原因

PCを組み立てた際に電源が入らない原因として、いくつかの可能性が考えられます。

  • ① 電源ユニットの接続ミス:電源ユニットからマザーボード、CPU、GPUへの接続がきちんと行われているか確認しましょう。特に24ピンATX電源コネクタと8ピンCPU補助電源の接続が不完全だと、電源が入らないことがあります。
  • ② CPUの取り付け不良:CPUがマザーボードに正しく取り付けられていないと、PCが起動しません。取り付け時にピンが曲がったり、ソケットにしっかりと差し込まれていない場合があります。
  • ③ メモリの問題:メモリが正しくスロットに取り付けられていない場合も、PCが起動しない原因になります。

オレンジ色に光るマザーボードの意味

マザーボードがオレンジに光っている場合、通常、電源が供給されていることを示していますが、PCが起動しない場合は、ハードウェアの接続に問題がある可能性が高いです。また、BIOSが正常に起動していない場合もあります。

マザーボードのLEDランプは、トラブルシューティングの一環として、エラーメッセージを示す場合もあるので、マザーボードのマニュアルを確認してみましょう。

自作PCが起動しない場合の確認手順

自作PCが起動しない場合、以下の手順で確認を行いましょう。

  • 1. 電源ユニットとケーブルの確認:電源ユニットのスイッチがオンになっているか、すべてのケーブルが確実に接続されているか確認します。特に、24ピンと8ピンの電源ケーブルがしっかりと接続されていることを確認してください。
  • 2. CPUの取り付け確認:CPUを取り外して再取り付けし、ソケットにしっかりと装着されているか確認します。また、ピンが曲がっていないか確認しましょう。
  • 3. メモリの取り付け確認:メモリがスロットにしっかりと取り付けられているか確認します。メモリが抜けかけている場合、PCは起動しません。
  • 4. GPUの取り付け確認:GPUが正しくスロットに装着されているか、補助電源ケーブルが接続されているか確認します。

BIOS設定の確認

PCが起動しない原因として、BIOS設定の問題も考えられます。BIOSにアクセスするには、起動時に指定されたキー(通常は「Del」キーや「F2」キー)を押し、設定画面に入ります。

BIOS設定が正しいか、特にCPUやメモリが認識されているかを確認します。また、CMOSクリアを試みて、BIOS設定を初期化することも一つの方法です。

まとめ

自作PCが起動しない問題は、電源ユニットや接続不良、ハードウェアの取り付けミスが原因となることが多いです。各パーツが正しく接続されているか、BIOS設定が適切かを確認し、必要に応じて再インストールを試みることが大切です。これらの手順を試すことで、PCが正常に起動する可能性が高まります。

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