EOS R50の体育館撮影に最適なレンズ選び:RF-S55-210mm vs RF-S18-150mm

デジタル一眼レフ

カメラ初心者の方がバレーボール大会を撮影する際、最適なレンズ選びは非常に重要です。今回は、EOS R50を使って社会人バレーボール大会を撮影している方の質問に答え、体育館での撮影に適したレンズを紹介します。

1. 体育館撮影に必要なレンズの特徴

体育館内での撮影では、低照度の環境が多いため、明るいレンズが求められます。具体的には、F値が小さいレンズが効果的です。F値が小さいほど、より多くの光を取り込むことができ、シャッタースピードを速く設定することができます。また、ズーム範囲も重要で、バレーボールの試合では選手の動きに対応できる焦点距離が必要です。

そのため、RF-S55-210mm F5-7.1 IS STMとRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMを比較し、どちらがより適しているのか見ていきます。

2. RF-S55-210mm F5-7.1 IS STMの特徴と利点

RF-S55-210mmは、最大ズーム範囲が210mmに達し、遠くの選手を撮影するのに便利なレンズです。ただし、F5-7.1というF値のため、暗い体育館での撮影時にシャッタースピードを上げると暗くなり、編集で明るくする必要があります。

また、光量不足が原因で、動きの速い選手を撮影する際にはブレが生じやすくなることもあります。これを補うためには、適切な照明が必要です。

3. RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの特徴と利点

RF-S18-150mmは、F3.5-6.3のF値を持ち、RF-S55-210mmに比べて明るさが多少優れています。F値が小さいため、低照度の環境でも比較的明るく撮影ができ、シャッタースピードを上げても暗くなりにくいという利点があります。

また、18mmからの広角で、体育館の広い範囲をカバーできるため、選手の動きが早くても対応しやすいでしょう。ズーム範囲はRF-S55-210mmほど長くはありませんが、日常的な撮影にも便利な範囲です。

4. どちらのレンズを選ぶべきか?

RF-S55-210mmは、長焦点距離を活かして遠くの選手を撮影したい場合に最適です。しかし、F値が高いため、暗い体育館での撮影にはやや不向きです。特に、バレーボールのように速い動きが要求されるスポーツでは、シャッタースピードが確保しづらくなる可能性があります。

一方、RF-S18-150mmは、広角から望遠まで対応でき、F3.5-6.3の明るさで体育館の撮影に強い点が魅力です。暗い場面でも明るさが確保され、速い動きにも対応できます。

5. 「RF-S18-150mm」を購入した場合、RF-S55-210mmは不要か?

RF-S18-150mmを購入した場合、RF-S55-210mmが不要かどうかは、撮影のスタイルに依存します。もしズーム範囲にこだわりがあり、長焦点距離が必要な場合は、RF-S55-210mmを残すと良いでしょう。

しかし、RF-S18-150mmは広角から望遠まで対応できるため、通常の撮影にはこれ一本で十分対応できることが多いです。そのため、用途に合わせて選択肢を決めると良いでしょう。

6. まとめ

EOS R50でバレーボール大会を撮影する場合、RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは、体育館での撮影に向いており、シャッタースピードの問題も軽減できます。一方、RF-S55-210mm F5-7.1 IS STMは、遠くの選手を撮影する際に有利ですが、暗い環境での撮影には限界があります。

選ぶべきレンズは、使用シーンに応じて決めることをおすすめします。どちらのレンズも、あなたのバレーボール撮影をより楽しむための強力なツールになります。

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