Canon EOS RPはフルサイズミラーレスでありながら軽量コンパクトな設計が魅力です。今回は、運動会などの動体撮影に使える200mm前後の望遠レンズを中心に、RFマウント・EFマウント両方からコスパ重視で選ぶポイントを紹介します。
1. EOS RPのレンズ選びで押さえるべきポイント
EOS RPはRFマウントを採用していますが、マウントアダプターを使えば、従来のEF・EF-Sレンズも問題なく使用可能です。EFレンズを再利用できるのは大きなメリットで、特に望遠域では中古市場の選択肢も豊富です。
ただし、EF-Sレンズを使用する場合は自動的にクロップされるため、画角がやや狭くなります。風景撮影では問題ありませんが、広角を活かしたい場合は注意が必要です。
2. コスパ重視のおすすめ望遠レンズ(EFマウント編)
マウントアダプターを活用するなら、EFレンズの中古を狙うのが最もコスパが高い方法です。特に以下の2本は人気が高く、EOS RPでもしっかり性能を発揮します。
- EF 70-200mm F4L USM – 軽量で描写力に優れたLレンズ。手ブレ補正なしモデルですが、明るい屋外の運動会では十分活躍します。
- EF 70-300mm F4-5.6 IS II USM – 手ブレ補正付きで、300mmまでカバーできる万能モデル。Nano USM搭載でAFが速く、動体撮影にも向いています。
特に70-300mmはコストパフォーマンスが高く、子どもの運動会や旅行など幅広いシーンに対応できる一本です。
3. RFマウントで選ぶおすすめ望遠レンズ
RFマウント専用レンズも充実してきており、特に初心者に優しいモデルが増えています。以下のレンズは、EOS RPとのバランスも良くおすすめです。
- RF 100-400mm F5.6-8 IS USM – 軽量でコンパクトながら、400mmまで対応可能。手ブレ補正も強力で、運動会の望遠撮影に最適。
- RF 70-200mm F4L IS USM – 高画質・高速AF・手ブレ補正搭載のハイエンドモデル。多少予算オーバーですが、長く使える1本です。
RF100-400mmは価格が抑えめで、実売10万円前後とコストパフォーマンスに優れています。EOS RPとの組み合わせでも軽快に扱えます。
4. 中古市場を活用した賢い選び方
Canonのレンズは中古市場が非常に活発で、状態の良いLレンズを安く購入できる場合があります。マップカメラやフジヤカメラなどの信頼できる中古店では、保証付きで安心して購入可能です。
特にEF 70-200mm F4LやEF 70-300mm IS IIは中古価格で5〜8万円台と手頃で、EOS RPの性能を十分引き出せます。
5. 運動会撮影のポイントと設定例
望遠レンズを使う際は、シャッタースピードを1/500秒以上に設定するのがおすすめです。動く被写体をブレずに捉えたいときは、シャッタースピード優先モード(Tv)を活用しましょう。
また、AF方式は「サーボAF(AI Servo)」を選択すると、動く被写体を追従しやすくなります。連写モードも併用すれば、決定的瞬間を逃しません。
まとめ
Canon EOS RPで運動会を撮るなら、EF 70-300mm F4-5.6 IS II USMか、予算に余裕があればRF 100-400mm F5.6-8 IS USMが最もおすすめです。どちらも手ブレ補正付きで、初心者でも扱いやすいモデルです。既存のマウントアダプターを活用して、無理のない範囲でベストな一本を選びましょう。
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