初めてのカメラ選びでは、「どれを選べば失敗しないのか」「自分の撮影スタイルに合うのはどれか」と悩む方が多いです。特に風景・夜景・電車などを撮る場合、AF性能・操作性・携帯性などのバランスが重要です。この記事では、LUMIX LX-100、CyberShot RX100M3/5、α6400、G99MK2といった人気モデルを比較しながら、初心者に最適な選び方を解説します。
1. カメラ選びで重視すべきポイント
まず、自分の撮りたいものと撮影スタイルを明確にすることが大切です。風景・夜景をメインに撮影する場合は、センサーサイズとレンズ性能が大きく影響します。電車撮影も考えているなら、AF(オートフォーカス)の速さも重要です。
また、持ち歩きやすさを重視するならコンパクトカメラ、高画質を重視するなら一眼カメラが有利です。この「手軽さと画質のバランス」をどこで取るかが、最初の選択の分かれ目です。
2. コンパクト派|LUMIX LX-100 vs RX100シリーズ
LUMIX LX-100はマイクロフォーサーズセンサー搭載で、コンパクトカメラながら高画質。明るいライカレンズ(F1.7-2.8)を備え、夜景にも強いのが特徴です。一方でズーム倍率は控えめなので、遠くの電車を撮るにはやや不向きです。
CyberShot RX100M3/M5は1型センサーを搭載し、携帯性抜群。M5では高速AFが向上しており、動く被写体にも対応可能。ポケットに入るサイズで「気軽に持ち歩ける高画質カメラ」として優秀です。ただし、夜景撮影ではLX-100にわずかに劣ります。
3. 本格派|α6400とG99MK2の比較
α6400(ソニー)はAPS-Cセンサー搭載で、AF性能が非常に優秀。リアルタイムトラッキングと瞳AFにより、電車や動きのある被写体にも強いです。ダブルズームキットを選べば、風景から望遠までカバーできる万能機です。
G99MK2(LUMIX)はマイクロフォーサーズ規格の一眼で、手ブレ補正が強力。夜景撮影や手持ち撮影に向いており、動画機能も充実しています。やや大きめですが、カメラらしい操作感を味わいたい方にはおすすめです。
4. 飽きやすい人におすすめの選び方
「飽きるかもしれない」という方は、まずは軽量・コンパクトなモデルを選ぶのがおすすめです。カメラを持ち出す機会が増えると、自然と撮影への興味が続きます。
その点では、RX100シリーズやLUMIX LX-100が最適です。どちらも画質が良く、オート撮影でも綺麗に写るため、初心者でもストレスなく使えます。
5. 予算8~10万円で買えるおすすめモデルまとめ
モデル | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|
LUMIX LX-100 II | 明るいレンズと高画質センサー搭載 | 夜景・風景重視 |
RX100M5 | 高速AFと高画質の両立 | 旅行・スナップ・鉄道 |
α6400 | APS-Cで最高クラスのAF性能 | 電車・動体撮影 |
G99MK2 | 強力な手ブレ補正と動画性能 | 夜景・動画撮影 |
6. 初心者におすすめの一台
総合的に見ると、ソニー α6400が最もバランスが良い選択肢です。高速AFでストレスがなく、レンズ交換で幅広い撮影に対応可能です。一方、「気軽に撮りたい」方はRX100M5を選ぶと後悔が少ないでしょう。
まとめ
初めてのカメラ選びでは、「何を撮りたいか」「どこまで本格的にやりたいか」を基準に考えることが大切です。風景や夜景中心ならLX-100 II、携帯性重視ならRX100M5、本格派ならα6400がおすすめです。最初の1台で完璧を目指すよりも、自分の撮影スタイルを知ることから始めるのが長続きのコツです。
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