ハンディカムで使えるSDカードの種類とSF-G64Tの対応について

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ハンディカムに使用するメモリーカードの種類は、撮影品質や機種によって異なります。最近では、SDXCカードを採用するモデルが多く、容量や転送速度の選び方が重要です。この記事では、ソニーのハンディカムで「SF-G64T」などの高性能カードが使えるのかを詳しく解説します。

1. ハンディカムで使用できるメモリーカードの種類

一般的なハンディカムでは、SD、SDHC、SDXCカードが使用可能です。特に4K撮影対応モデルや長時間録画を行う場合は、SDXCカードが推奨されています。SDXCカードは最大2TBまで対応できる規格で、大容量・高速データ転送が可能です。

ただし、ハンディカムのモデルによってはSDXCカードを認識できないものもあるため、取扱説明書で対応メモリーカードを確認することが重要です。

2. SF-G64Tとは?特徴と性能

SF-G64Tはソニー製の高性能SDXCメモリーカードで、UHS-II(U3、V90)に対応しています。最大読み出し速度300MB/s、書き込み速度299MB/sという非常に高速な仕様で、プロフェッショナルカメラや4K・8K動画撮影に適しています。

また、防水・耐温度・耐衝撃・耐X線設計など、高い信頼性を持っているため、過酷な撮影環境でも安定した動作を期待できます。

3. SF-G64Tはハンディカムで使える?

結論から言えば、SDXC対応ハンディカムであればSF-G64Tは使用可能です。ただし、ハンディカム側がUHS-IIに非対応の場合は、UHS-Iの速度で動作します。これは互換性上の問題ではなく、カード自体の性能をハンディカムが最大限に活かせないという意味です。

つまり、録画は可能ですが、書き込み速度が制限されるため、高ビットレートの4K撮影などでは安定性に注意が必要です。

4. 使用時の注意点と設定

ハンディカムに新しいSDXCカードを挿入した場合、必ず本体でフォーマット(初期化)を行いましょう。これにより、機器との相性トラブルを防ぎ、正しく認識させることができます。また、SDXCカードはexFAT形式でフォーマットされているため、古いモデルのハンディカムでは認識できないことがあります。

さらに、パソコンで動画データを取り込む場合は、カードリーダーがUHS-II対応であることを確認してください。非対応のリーダーを使うと、転送速度が遅くなることがあります。

5. SF-G64Tを使うメリットと代替候補

SF-G64Tを使うことで、高速な書き込みが必要な場面(連続撮影や高解像度録画)でも安定した記録が可能です。ただし、コストが高めなため、フルHD録画が中心の場合はUHS-I対応のSDXCカード(例えばSF-Mシリーズなど)でも十分対応可能です。

コストパフォーマンスを重視するなら、SanDisk Extreme ProKingston Canvas React Plusなども良い選択肢です。

まとめ

ソニーのハンディカムで「SF-G64T」を使用する場合、SDXC対応であれば問題なく使用できます。ただし、ハンディカムがUHS-II非対応であれば最大速度は出ません。信頼性と耐久性を重視するなら、SF-Gシリーズは非常に優れた選択肢です。使用前にはフォーマットを忘れず行い、安定した撮影環境を整えましょう。

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