室内機の背板位置を調整する際に、穴芯がズレてしまうことがあります。特に、ドレンの根元より内側にズレる場合、基準をどこに設定するべきか悩むことも多いです。本記事では、このような調整を行う際の基準として、ドレン位置の測り方や調整方法を詳しく解説します。
1. 穴芯がズレた場合の基準設定
穴芯が50mm内側にズレる場合、室内機側で測る基準としては、ドレンの根元位置を基準にすることが可能です。しかし、この基準を採用する前に、設置する機器の規格やメーカーの推奨設定を確認することが重要です。
2. ドレン位置の確認方法
ドレンの位置を基準にする際は、必ずドレンホースの接続部分(根元)を確認しましょう。根元部分から50mm内側にズレる位置が適切な基準となります。また、ドレンの流れがスムーズであることを確認し、排水に支障がないかもチェックする必要があります。
3. 室内機の設置における注意点
室内機を設置する際は、ズレた位置に設置しても排水に影響を与えないか確認することが大切です。設置後に排水がうまく流れない場合、ドレンの位置が誤っている可能性があります。設置が完了した後も、排水状態を定期的に確認するようにしましょう。
4. ズレを修正する方法
万が一、設置後にズレが発覚した場合、ズレた位置を修正する方法としては、室内機を再設置することが必要です。再設置時には、もう一度ドレン位置を正確に測り直し、メーカーの推奨通りに配置することが重要です。
まとめ
室内機の背板位置にズレが生じた場合、ドレンの根元を基準に設定することが可能です。しかし、設置時には必ず排水の流れに問題がないかを確認し、メーカーの推奨通りの位置を守るようにしましょう。これにより、冷暖房の効率を最大限に活かすことができます。

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