MSIの「MPG ARGB GRAPHICS CARD STAND WHITE」を使用しているが、GIGABYTE製の「B850 AORUS ELITE WiFi7」を使用しているため、MSI CenterでRGB制御ができないという問題について解説します。この記事では、MSI Centerを使用せずに、他製品のマザーボードでもRGBを制御する方法を紹介します。
1. MSI Centerが使えない理由
MSI Centerは、MSI製のハードウェアを管理・制御するための公式ソフトウェアです。MSIの製品に最適化されており、特にMystic Lightを利用してRGBのカスタマイズが可能です。しかし、MSI製以外のマザーボード(例えば、GIGABYTEのB850 AORUS ELITE WiFi7)では、この機能がサポートされていません。GIGABYTEのマザーボードでは、専用のRGB管理ソフトが必要です。
そのため、MSI製品を使用しているにも関わらず、他社のマザーボードでMSI Centerが使えないことは一般的な現象です。次に、他の方法でRGB制御を行う手段について説明します。
2. 他製品のマザーボードでRGBを制御する方法
GIGABYTEのマザーボードを使用している場合、GIGABYTE独自のRGB制御ソフトウェアである「RGB Fusion」を使用することができます。このソフトは、GIGABYTEのマザーボードに接続されたRGBデバイスを制御することができ、他社製のRGB機器にも対応しています。RGB Fusionをインストールして、カスタマイズされたRGBエフェクトを設定することができます。
また、他のソフトウェアでRGBを制御する方法として、アプリ「OpenRGB」を使用することも可能です。OpenRGBは、異なるメーカーのRGBデバイスを一元管理できるツールで、MSI、GIGABYTE、ASUSなどのRGBデバイスに対応しています。このツールを使えば、MSIの製品でもGIGABYTEの製品でも、RGBを同時に制御できます。
3. RGB制御ソフトウェア以外の方法
もしRGB制御をソフトウェアを使用せずに行いたい場合、ハードウェア側で直接制御するオプションを選択することもできます。例えば、マザーボードやRGB機器に搭載された物理的なボタンやリモコンで、RGBのカラーやパターンを変更する方法です。これにより、ソフトウェアのインストールが不要となりますが、カスタマイズの幅は限られる場合があります。
また、GIGABYTEのマザーボードに対応した、物理的なRGB制御用の「RGBコントローラー」を使用することもできます。これを使用することで、簡単にRGBの調整が可能となります。
4. 最適なRGB制御方法の選択
最適なRGB制御方法は、使用しているハードウェアやソフトウェアに依存します。GIGABYTEの「RGB Fusion」や「OpenRGB」などのソフトウェアを使えば、RGBデバイスを一元管理でき、自由にエフェクトをカスタマイズできます。これに対し、物理的なRGB制御器を使用すれば、ソフトウェアに依存せず、簡単に色やパターンを変更できます。
どちらの方法にも利点と欠点がありますが、自由度を求める場合はソフトウェアでの制御、シンプルさを求める場合は物理的な制御を選ぶのが良いでしょう。
まとめ
MSI製のRGB機器をGIGABYTEのマザーボードで使用する場合、MSI Centerを使うことはできませんが、GIGABYTEの「RGB Fusion」や「OpenRGB」を使用することで、RGBを簡単に制御できます。物理的なコントローラーも選択肢に入りますので、自分の使用スタイルに合わせて最適な方法を選びましょう。


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