固定電話で相手に自分の電話番号は表示される?番号通知の仕組みと非通知の方法

固定電話

固定電話で誰かに電話をかけたとき、「相手に自分の電話番号が表示されるのか?」と疑問に思う方は多いです。最近では、携帯電話と同じように固定電話でも番号通知の仕組みが導入されています。この記事では、固定電話での番号通知・非通知の仕組みや、電話番号を隠す方法についてわかりやすく解説します。

固定電話の番号通知の仕組みとは?

固定電話で相手に電話をかけると、基本的には発信者の電話番号が相手の電話機に表示されます。これは「ナンバーディスプレイ」というサービスが関係しています。ナンバーディスプレイは、NTTなどの通信事業者が提供する有料オプションで、相手からの着信時に電話番号や名前を表示する機能です。

つまり、相手(A氏)がナンバーディスプレイサービスを契約している場合、発信者(B氏)の電話番号は自動的に表示される仕組みになっています。

番号が表示されない場合の理由

相手に電話番号が表示されない場合には、いくつかの原因が考えられます。

  • 発信者が「非通知設定」をしている場合
  • 相手がナンバーディスプレイサービスを契約していない場合
  • 公衆電話や一部のIP電話を利用している場合

たとえば、ナンバーディスプレイ未契約の固定電話では、着信時に「電話番号は表示できません」や「非通知設定です」といった表示になることがあります。

自分の番号を非通知にする方法

固定電話から番号を知られたくない場合には、簡単に「非通知設定」を行うことができます。電話をかける際に、相手の電話番号の前に「184」を付けてダイヤルします。

例:
184-03-XXXX-XXXX

この方法で発信すると、相手には「非通知」や「番号非表示」と表示され、自分の電話番号は相手に伝わりません。

逆に、いつも非通知に設定している電話から番号を通知したい場合には、「186」を付けて発信します。

例:
186-03-XXXX-XXXX

番号通知を常に制御する設定方法

毎回「184」や「186」を入力するのが面倒な場合は、電話機や通信会社側で「番号通知設定」を変更することも可能です。多くの家庭用固定電話では、設定メニューから「発信時に番号を通知/非通知」を選択できます。NTTの固定電話の場合は、契約プランや回線の種類(アナログ回線、光電話など)によっても設定方法が異なります。

ナンバーディスプレイの契約状況を確認する方法

相手に番号が表示されるかどうかは、自分ではなく「相手側」がナンバーディスプレイを契約しているかどうかで決まります。NTT東日本・西日本では、「116」へ電話すると、ナンバーディスプレイの契約内容や設定を確認することができます。

また、ナンバーディスプレイを利用している場合は、着信履歴に発信者番号が記録されるため、後から発信者を確認することも可能です。

まとめ

固定電話での番号通知は、相手がナンバーディスプレイを契約していれば、基本的に発信者の番号が表示されます。番号を知られたくない場合は「184」を使う、逆に通知したい場合は「186」を使うことで簡単に切り替え可能です。安心して通話するためにも、自分の回線設定や相手の契約状況を一度確認しておくと良いでしょう。

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