シャープ除湿機の乾燥ランプが点滅して止まる原因と対処法|運転が止まるときに確認すべきポイント

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洗濯物を乾かしている途中なのに、シャープの除湿機が突然止まり「乾燥ランプ」が点滅する…そんなトラブルに悩む人は少なくありません。実はこれ、故障ではなくセンサーや環境が原因で起こるケースが多いのです。この記事では、乾燥ランプ点滅の原因と対処法をわかりやすく解説します。

乾燥ランプが点滅して運転が止まる主な原因

シャープの除湿機で乾燥ランプが点滅する場合、主に以下の要因が考えられます。

  • 湿度センサーが「乾いた」と判断している:実際には乾いていなくても、周囲の湿度が下がると自動で運転を停止します。
  • タンクが満水になっている:満水検知で自動停止します。
  • フィルターや吸気口の詰まり:風量が低下し、正しく除湿できなくなります。
  • 室温が低すぎる・高すぎる:除湿効率が落ち、誤作動することがあります(特に室温5℃以下または35℃以上)。

これらはいずれも故障ではなく、環境やセンサーの判断によって起こる現象です。

まず確認すべきチェックポイント

乾燥ランプが点滅した際は、次の項目を順に確認してみてください。

  • 1. タンクが満水ではないか
    水タンクが満水状態だと自動的に停止します。水を捨ててリセットボタンを押しましょう。
  • 2. 吸気口・吹出口が塞がっていないか
    ホコリや衣類でふさがれていると正しく湿気を吸えません。フィルターを掃除して再運転してください。
  • 3. 室内の温度を確認
    冬場の寒い部屋(5℃以下)では除湿機能が低下し、動作が止まることがあります。少し暖房を入れると改善する場合があります。

センサーの誤作動による停止の可能性

除湿機は湿度センサーで周囲の空気を検知し、一定の湿度まで下がると自動停止します。しかし、洗濯物の周辺がまだ湿っていても、部屋全体の湿度が下がると「乾いた」と判断されて止まることがあります。

洗濯物の真下や湿ったエリアに除湿機を近づけることで、センサーが正確に湿気を感知し、再び稼働する場合があります。

内部センサーのリセット・クリーニングも効果的

長期間使用している場合、内部の湿度センサーやフィルターにホコリが溜まり、感度が鈍って誤作動を起こすことがあります。以下の方法で改善が期待できます。

  • フィルターを取り外して掃除機で吸い取る
  • 内部のホコリをエアダスターで軽く除去する
  • 電源コードを抜き、数分後に再接続してリセットする

また、公式サイトの取扱説明書や「お手入れガイド」でも清掃手順が掲載されているので、モデル番号から確認しておくと安心です。

それでも改善しない場合は故障の可能性も

上記を試しても症状が変わらない場合は、センサーや基板の故障の可能性があります。特に次のような場合はサポートへの相談をおすすめします。

  • 乾燥ランプが常に点滅したまま
  • タンクを空にしても運転しない
  • 異音や焦げたようなにおいがする

シャープの公式サポート(サポートページ)から修理や点検の依頼が可能です。

まとめ

シャープの除湿機が「乾燥ランプ点滅で止まる」場合、多くはセンサーや環境要因が原因であり、故障ではありません。まずはタンク・フィルター・温度など基本的な部分を確認し、必要に応じてリセット・清掃を行いましょう。

定期的なメンテナンスで誤作動を防ぎ、快適な除湿性能を維持することができます。

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