Canon EOS R10での体育館撮影ガイド:初心者でも簡単に撮影できる設定とコツ

デジタル一眼レフ

幼稚園や運動会など、体育館での撮影は照明や動きの速さから難易度が高くなります。Canon EOS R10を使っている方に向けて、シンプルな設定で簡単に撮影できる方法を解説します。特に初心者でも手軽にできる設定を中心に紹介しますので、参考にしてみてください。

1. Canon EOS R10の基本設定

まず、カメラの設定を簡単にまとめると、スポーツモードやシャッタースピード優先モードが便利です。これにより、動きの速い被写体をきれいに捉えることができます。

特に重要なのはシャッタースピードです。体育館では照明が暗めのことが多いため、シャッタースピードは1/500秒以上に設定することをおすすめします。これにより、動きが速いシーンでもブレを防げます。

2. ISO感度と絞りの調整

ISO感度はできるだけ低く保つことが望ましいですが、暗い体育館ではどうしてもISO感度を上げる必要があります。ISO 800~1600を目安に設定すると、ノイズを抑えつつ明るい写真を撮影できます。

また、絞り(F値)はF/4~F/5.6の範囲で調整すると、被写体がピントの合った状態で鮮明に写ります。暗い場所では、可能であれば絞りを広く(F/4)に設定することをおすすめします。

3. オートフォーカスの設定

動きのある被写体を撮影する場合、AF(オートフォーカス)の精度が重要です。Canon EOS R10は、デュアルピクセルCMOS AFを搭載しており、スポーツや子供の動きを追いやすいです。設定では、「動きやすい被写体を優先」する設定を使うと、動いている子供や発表会の参加者を追いやすくなります。

また、「コンティニュアスAF(連続AF)」を選択すると、被写体が動いても常にピントを合わせ続けてくれるため、撮りたい瞬間を逃すことが少なくなります。

4. 手ブレ補正の活用

手持ちで撮影する場合、手ブレを防ぐために手ブレ補正機能が役立ちます。Canon EOS R10には、ボディ内手ブレ補正が搭載されていますが、レンズ側でも手ブレ補正(IS機能)がある場合は、レンズの設定を「ON」にしておくとより効果的です。

また、撮影時にはできるだけカメラを安定させるため、両肘を体に密着させて撮影すると、ブレを抑えることができます。

5. まとめ:体育館での撮影に最適な設定

Canon EOS R10を使った体育館での撮影では、シャッタースピードを1/500秒以上に設定し、ISO感度を800~1600の範囲で調整することがポイントです。オートフォーカス設定を「動きやすい被写体優先」にすることで、子供やスポーツイベントでも快適に撮影ができます。

これらの設定を基本に、シンプルな撮影方法で運動会や発表会を素敵な写真として残せますので、ぜひ試してみてください。

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