静電容量無接点方式のキーボードは、優れた打鍵感と耐久性が特徴ですが、押下圧が軽いため、特定のタイプのキーボードを探している方には少し物足りない場合があります。今回は、45g以上の押下圧を持つ静電容量無接点方式のキーボードについて、選び方とおすすめのモデルをご紹介します。
静電容量無接点方式とは?
静電容量無接点方式(Capacitive Switch)は、物理的な接点がなく、キーを押した際に発生する電気容量の変化を感知して入力を受け付けるメカニズムです。この方式のキーボードは、耐久性が高く、打鍵感が滑らかで、長時間使用しても疲れにくいという特長があります。
静電容量無接点方式の特徴と押下圧の関係
静電容量無接点方式のキーボードでは、一般的に軽めの押下圧(40g程度)が多いですが、45g以上の重い押下圧を求める方もいらっしゃいます。押下圧が高いほど、より明確な入力感が得られるため、力強い打鍵を好む方には適しています。
このようなキーボードでは、軽い押下圧に比べてキーの反発力が強くなるため、長時間の使用でも手首に負担が少ないと感じることができます。また、誤入力を減らしたい方にも適しています。
おすすめの静電容量無接点方式キーボード(押下圧45g以上)
以下のキーボードは、静電容量無接点方式で45g以上の押下圧を持つモデルです。
- Realforce 87U(45g): 静電容量無接点スイッチの中でも、特に人気が高いRealforceシリーズ。45gの押下圧は、キーボードの打鍵感を重視するユーザーに最適です。
- Topre Type Heaven(45g): こちらも静電容量無接点方式で、打鍵感が非常に滑らかです。音の静かさも特徴で、オフィスなどでも使用しやすいモデルです。
- HHKB Professional 2(45g): コンパクトなサイズでありながら、打鍵感と耐久性に優れたキーボード。特に開発者やライターに人気があります。
キーボード選びのポイント
キーボードを選ぶ際、押下圧以外にもいくつかのポイントがあります。
- キースイッチの種類: 静電容量無接点方式には、異なる打鍵感を持つスイッチがあります。自分の好みに合わせたものを選びましょう。
- レイアウト: 予算や使用用途に応じて、フルサイズ、テンキーレス、コンパクトなど、自分に合ったレイアウトを選ぶことが重要です。
- 静音性: オフィスや家庭で使う場合、静音性が重要な要素となることがあります。
まとめ
静電容量無接点方式のキーボードは、軽い押下圧が多いですが、45g以上の重めの押下圧を持つモデルも存在します。特に、Realforce 87UやTopre Type Heaven、HHKB Professional 2は、重い押下圧を持ちながらも、高い品質と快適な打鍵感を提供するキーボードです。
自分の使用用途や打鍵感に合わせたキーボードを選び、快適なタイピング体験を手に入れましょう。
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