Canon EOS Kiss x8iを使っている方で、特に屋外競技や市中駅伝などで撮影している際に、シャッタースピードの限界を感じることがあると思います。特に曇りや夕方のレースではブレが発生しやすいため、カメラの買い替えを検討している方も多いでしょう。今回は、Canon EOS R7とR10の選び方を、特に「手ぶれ補正」や「シャッタースピード」に焦点を当てて解説します。
手ぶれ補正とカメラ性能
スポーツや動きの速い被写体を撮影する際、手ぶれ補正が非常に重要です。Canon EOS R7はボディ内手ぶれ補正(IBIS)が搭載されています。これはレンズ内手ぶれ補正と併用可能で、特に低光量でシャッタースピードを遅くして撮影する際に効果的です。一方、R10にはボディ内手ぶれ補正はありませんが、レンズの手ぶれ補正(IS)で補うことができます。レンズのIS機能がしっかりしていれば、R10でもかなりの補正効果を期待できます。
シャッタースピードと連写性能
シャッタースピードが速ければ、動きの速い被写体をブレずに撮影できますが、光量が少ない環境ではシャッタースピードを高く設定しすぎると、画質が悪化することもあります。ここで役立つのが、ISO感度の設定と手ぶれ補正の組み合わせです。EOS R7は高感度でもノイズを抑える性能があり、暗い場所でも明るく撮影することが可能です。また、R7の高速連写機能は、スポーツ撮影において非常に強力な武器となります。
レンズの互換性と選び方
現在使用しているEFS55-250mmレンズを今後も使用したい場合、R7やR10ではアダプターを使用して互換性を保つことができます。アダプターを使えば、レンズをそのまま使い続けることができ、カメラの新しい性能を活かしながら撮影できます。ただし、新しいカメラに対応したレンズを購入することも、撮影の幅を広げるためには一つの方法です。
まとめ
Canon EOS R7とR10はそれぞれに特徴があり、スポーツ撮影にはどちらも有力な選択肢です。特に手ぶれ補正やシャッタースピードに対する対応が大きな違いとなるので、自分の撮影スタイルや使用するシーンに合わせて選ぶことが大切です。もしボディ内手ぶれ補正が欲しい場合はR7を、軽量で予算を抑えたい場合はR10を選ぶと良いでしょう。
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