学校のiPadをアップデート中に、「続ける」ボタンを押しても、何度も同じ画面が表示されて先に進めない場合、この問題は予期せぬ原因によって発生することがあります。この記事では、この問題の解決方法を順を追って解説します。
iPadのアップデート問題が発生する原因とは?
iPadのアップデートが途中で止まる原因はさまざまです。一般的には、インターネット接続の問題や、ストレージ容量不足、ソフトウェアのバグなどが考えられます。このような問題が発生した場合、いくつかの解決策を試すことで、無事にアップデートを完了させることが可能です。
解決方法1: インターネット接続を確認する
アップデート中にインターネット接続が不安定だと、途中でダウンロードが中断され、問題が発生することがあります。まずはiPadが安定したWi-Fiネットワークに接続されていることを確認しましょう。接続が不安定な場合は、ルーターを再起動したり、ネットワーク設定をリセットしてみてください。
また、iPadが十分に強いWi-Fi信号を受信できる場所にいることを確認してください。場合によっては、近くのWi-Fiネットワークに接続することで改善することもあります。
解決方法2: ストレージ容量を確認する
iPadのストレージ容量が不足していると、アップデートが途中で停止することがあります。ストレージ容量を確認するには、設定アプリから「一般」→「iPadストレージ」に進み、空き容量を確認してください。
容量が不足している場合、不要なアプリやファイルを削除して、十分な空き容量を確保しましょう。それでも問題が解決しない場合は、iPadを一度初期化してから再度アップデートを試みることも検討しましょう。
解決方法3: iPadを強制再起動する
iPadのソフトウェアが一時的に不安定な場合、強制再起動を試すことで問題が解決することがあります。iPadのモデルによって強制再起動の方法が異なるため、次の手順を参考にして実行してください。
iPad Pro(Face ID搭載モデル):
音量アップボタンを押してすぐに放し、音量ダウンボタンを押してすぐに放し、その後電源ボタンを長押しします。Appleロゴが表示されたらボタンを放してください。
iPad(ホームボタン搭載モデル):
電源ボタンとホームボタンを同時に長押しし、Appleロゴが表示されるまで保持します。
解決方法4: iTunesを使ってiPadを復元する
上記の方法で解決しない場合、iTunesを使ってiPadを復元する方法があります。この方法では、iPadをパソコンに接続し、iTunesを使って最新のiOSを再インストールします。
iTunesでiPadを復元する手順は以下の通りです。
- iPadをパソコンに接続し、iTunesを起動します。
- iPadが認識されたら、デバイスの概要画面で「復元」を選択します。
- iTunesが自動的にiPadの最新のiOSをインストールし、初期化します。
まとめ
iPadのアップデートが途中で止まる問題には、いくつかの原因と解決方法があります。まずはインターネット接続やストレージ容量を確認し、それでも解決しない場合は再起動や復元を試みましょう。これらの方法を順番に試すことで、iPadを正常にアップデートできる可能性が高くなります。もし、上記の方法でも解決しない場合は、Appleサポートに相談することをお勧めします。

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