Roland VT-4とYAMAHA AG03mk2をPCに接続して使用する際、入力・出力デバイスやイヤホンの接続方法に迷うことが多いです。特に、ボイチェンや音量調整の設定が初めての方にとっては、設定が難しく感じることもあります。本記事では、VT-4とAG03mk2の接続方法、PCの設定、イヤホンの接続場所についてわかりやすく解説します。
Roland VT-4とYAMAHA AG03mk2の接続方法
まず、Roland VT-4とYAMAHA AG03mk2をPCに接続するためには、両者を適切な順番で接続する必要があります。VT-4の「OUT」端子とAG03mk2の「IN」端子をステレオケーブルで接続し、AG03mk2の「OUT」端子をPCに接続します。これで音声信号がVT-4からAG03mk2を経由してPCに送られます。
次に、PC側で入力デバイスと出力デバイスを設定します。VT-4は音声処理を行うデバイスで、AG03mk2は音量調整とモニタリング用のデバイスです。PCの入力デバイスには「YAMAHA AG03mk2」を選択し、出力デバイスには「AG03mk2」またはPCの内蔵スピーカーを選びます。
PCでの入力・出力デバイス設定
PCの設定で重要なのは、正しいデバイスを選択することです。入力デバイスとしては、AG03mk2を選び、出力デバイスとしては、AG03mk2またはPCの内蔵スピーカーを選びます。これにより、VT-4のボイチェン効果を適切に出力することができます。
「to carrier」や「to mic in」、「out」などの選択肢が表示されることがありますが、AG03mk2の「IN」と「OUT」のポートに接続することで、これらの設定が自動的に反映されます。必要に応じて、PCのサウンド設定でAG03mk2を選択し、音量やバランスを調整しましょう。
イヤホンの接続方法
イヤホンを接続する位置については、使用目的に応じて適切なポートを選ぶ必要があります。もし自分の声をモニタリングしたい場合は、AG03mk2の「PHONES」端子にイヤホンを接続します。この端子から出力される音声は、PCからの音とVT-4からの音がミックスされた状態でモニタリングできます。
Windowsの音と自分の声を同時に聞きたい場合は、AG03mk2の「PHONES」端子にイヤホンを接続し、PCの音声出力を「AG03mk2」に設定して、両者を同時に聞くことができます。
まとめ
Roland VT-4とYAMAHA AG03mk2をPCに接続して使用する際は、VT-4とAG03mk2をステレオケーブルで接続し、PCの入力・出力デバイスを適切に設定します。イヤホンはAG03mk2の「PHONES」端子に接続し、自分の声とPCの音を同時にモニタリングすることができます。これらの設定を行うことで、ボイチェンや音量調整がスムーズに行えるようになります。

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