限られた予算で、ゲーミングPCをmini ITXで組みたいと考える方に向けて、15万円で組める最適な構成をご紹介します。特に、社員寮などで無線回線を使用する場合の考慮点も交えて、効率的な構成を提案します。mini ITXはコンパクトな筐体で高性能なゲーミングPCを構築するため、バランスよくパーツを選ぶことが重要です。
mini ITXゲーミングPCのメリット
mini ITXの最大の魅力は、そのコンパクトさです。通常のATXサイズと比べて、ケースの大きさが圧倒的に小さく、限られたスペースに収まるため、狭い部屋でも便利に使用できます。それでいて、パーツをうまく選べば、十分な性能を発揮できるのがmini ITXの強みです。
特に、ゲーミングPCとしては、画面の解像度やフレームレートを重視するため、バランスの取れた構成が求められます。無線ネット回線の利用も考慮し、ネットワーク周りの安定性を考慮した構成が必要です。
15万円の予算で組む最適構成
15万円という予算内で、ゲーミング性能を確保しつつ、mini ITXの特性を活かした構成を紹介します。
- CPU: AMD Ryzen 5 5600X（約23,000円）- 高い性能とコストパフォーマンスを兼ね備えた6コア12スレッドのプロセッサ。
- GPU: GeForce RTX 3060（約40,000円）- 1080pの高フレームレートでゲームを楽しめるグラフィックボード。
- マザーボード: MSI B550I GAMING EDGE WIFI（約17,000円）- mini ITXのフォームファクターで、Wi-Fi対応。
- メモリ: Corsair Vengeance LPX 16GB (2 x 8GB) DDR4-3200（約7,000円）- 十分な容量で快適なゲームプレイをサポート。
- ストレージ: Kingston A2000 500GB NVMe SSD（約6,000円）- 高速なストレージで、ゲームのロード時間も短縮。
- 電源ユニット: Corsair SF600 600W（約12,000円）- mini ITX対応のコンパクトで高効率な電源。
- ケース: Cooler Master NR200（約10,000円）- mini ITX専用のコンパクトケースで、優れたエアフローと冷却性能を提供。
無線回線でも快適にプレイするためのネットワーク環境
社員寮などで無線ネット回線を使用する場合、安定した接続を維持することが重要です。特に、オンラインゲームでは遅延（ラグ）や接続の不安定さがゲーム体験に影響を与えるため、以下のような工夫が必要です。
- Wi-Fi 6対応のルーターを使う: 最新のWi-Fi 6（802.11ax）対応ルーターを使用することで、無線接続の速度や安定性が向上します。
- 5GHz帯の使用: 2.4GHz帯よりも5GHz帯の方が干渉が少なく、安定した通信が可能です。
- ネットワークアダプタの選択: mini ITXマザーボードにはWi-Fiが内蔵されているものが多いですが、必要に応じてUSB接続のWi-FiアダプタやPCIe接続のネットワークカードを追加して、安定性を強化することもできます。
まとめ
15万円の予算でmini ITXゲーミングPCを組む場合、コンパクトなケースに高性能なパーツを組み合わせることで、十分なゲーミング性能を確保できます。無線回線を使っている場合でも、Wi-Fi 6対応のルーターや安定したネットワークアダプタを使用することで、快適なゲーム環境を作ることが可能です。限られたスペースでも、バランスの取れたゲーミングPCを組み、快適なゲームプレイを楽しんでください。
コメント