クリーンインストール中に、SSDにインストールするつもりが誤ってHDDにOSをインストールしてしまい、その後SSDにOSを再インストールした場合、HDDに残ったOSを削除する方法や、PC起動時に表示されるOS選択画面を消す方法について解説します。
HDDに残ったOSを削除する方法
HDDに残ったOSを削除するには、まずHDDが正しく認識されていることを確認した上で、不要なOSを削除する作業を行います。これには「ディスクの管理」や「コマンドプロンプト」を使用することが一般的です。
以下の手順で進めます。
- ディスクの管理を開く:「スタートメニュー」から「ディスクの管理」を検索して、開きます。
- HDDを確認:ディスクの管理画面で、HDDにインストールされたOSがあるパーティションを見つけます。
- パーティションを削除:OSがインストールされたパーティションを右クリックし、「ボリュームの削除」を選択します。
- 新しいパーティションを作成:パーティションを削除した後、新しいパーティションを作成して、空き領域を管理します。
OS選択画面を消す方法
PCを起動すると、複数のOSがインストールされている場合、OS選択画面が表示されることがあります。この画面を消すには、ブートマネージャーの設定を変更する必要があります。Windowsの場合、以下の方法で設定を変更できます。
- msconfigを使う:「スタートメニュー」から「msconfig」を検索し、システム構成ツールを開きます。
- ブート設定を変更:「ブート」タブをクリックし、不要なOSを選択して「削除」をクリックします。
- デフォルトOSの設定:OS選択画面で表示されるデフォルトのOSを選び、「適用」をクリックします。
- 再起動:設定を保存した後、PCを再起動し、OS選択画面が表示されないことを確認します。
まとめ
HDDに残ったOSを削除するためには、ディスクの管理を使って不要なパーティションを削除し、新しいパーティションを作成することが重要です。また、PC起動時にOS選択画面を消すためには、msconfigツールを使ってブート設定を変更し、不要なOSを削除することで解決できます。これらの方法を試すことで、PCの起動がスムーズになり、快適に使用できるようになります。


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