新しいiPhone17を手に入れたら、早く使い始めたいと思うもの。しかし、iPhone11からのデータ移行にはいくつかの注意点があります。この記事では、データ移行やSIM移行の前にやっておくべき準備や、LINEのバックアップ以外に見落としがちなポイントを分かりやすくまとめました。
iPhone11からiPhone17へのデータ移行方法の基本
iPhoneのデータ移行は、主に「クイックスタート」か「iCloudバックアップ」を利用して行います。クイックスタートを使えば、iPhone11をiPhone17の近くに置くだけで、Wi-Fi経由でデータを転送できます。Apple IDでサインインすれば、アプリや設定もほぼそのまま移行可能です。
もしiCloudの容量が足りない場合は、一時的にAppleが提供する「無料のiCloud移行ストレージ」を活用する方法もあります。移行完了後に自動的に削除されるので安心です。
LINEのバックアップ以外にやっておきたいアプリの準備
LINEのバックアップは必須ですが、他にも移行前に確認しておきたいアプリがあります。特に次のものは事前のログイン情報やバックアップが重要です。
- 銀行アプリ・認証系アプリ:ワンタイムパスワードや生体認証が設定されている場合は、旧端末で解除しておきましょう。
- 2段階認証アプリ(Google Authenticatorなど):アカウント移行のためのQRコードを発行しておくとスムーズです。
- ゲームアプリ:引き継ぎコードやSNS連携を必ず確認しておくこと。
また、Apple純正のメモやリマインダーなどはiCloud連携されているか確認しておきましょう。
SIMカード(またはeSIM)の移行手順
iPhone11では物理SIMを使用していた方が多いですが、iPhone17ではeSIM対応が主流です。物理SIMの場合はそのまま差し替えるだけでOKですが、eSIMに変更する場合はキャリアでの手続きが必要です。
eSIMを利用する場合は、旧端末の通信を切る前に、キャリアのマイページや店舗で「eSIM再発行」や「QRコード発行」を行っておきましょう。QRコードを新しいiPhoneで読み取るだけで開通できます。
iCloudや写真の同期設定を確認
データ移行の際、意外と見落とされがちなのが「iCloudフォトライブラリ」や「メッセージ同期設定」です。これらを有効にしておくことで、新しいiPhoneに自動で写真やメッセージが同期されます。
設定方法は「設定」→「自分の名前」→「iCloud」から確認できます。特に「iCloudバックアップ」がオンになっているかをチェックしておくと安心です。
古いiPhoneを初期化する前のチェックリスト
データ移行と動作確認が終わったら、古いiPhoneを初期化する前に次の項目を確認しましょう。
- Apple ID(iCloud)からサインアウトしたか
- 「探す」機能をオフにしたか
- すべてのペアリング(特にApple Watch)を解除したか
これらを行わずに初期化すると、次のユーザーがアクティベーションロックで使えなくなることがあります。
まとめ
iPhone11からiPhone17への移行では、LINEのバックアップに加えて、iCloud設定、認証アプリの移行、SIMまたはeSIMの準備を忘れずに行いましょう。特にクイックスタートを利用すれば、データ移行がスムーズに完了します。
事前準備をしっかり行うことで、移行後すぐに新しいiPhoneを快適に使い始めることができます。


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