鉄道撮影で車両が流れる問題の解決法と設定のコツ【Canon SX 620 HS】

コンパクトデジタルカメラ

鉄道を撮影していると、風景はうまく写るのに車両が流れてしまうことがあります。特に、Canon SX 620 HSのようなコンパクトデジタルカメラでこの問題が発生することもあります。この記事では、その対処法や設定方法、撮影のコツを解説します。

1. 車両が流れる原因とその対処法

鉄道の撮影時に車両が流れる主な原因は、シャッター速度が遅すぎることです。シャッター速度が遅いと、動いている車両がブレて流れたように写ってしまいます。この問題を解決するには、シャッター速度を速く設定することが必要です。

具体的には、シャッター速度を1/1000秒以上に設定すると、動いている車両をシャープに撮影することができます。これにより、車両が流れずにくっきりとした写真を撮ることができます。

2. Canon SX 620 HSでの設定方法

Canon SX 620 HSには、シャッター速度を調整するマニュアルモード(Mモード)があります。このモードを使用することで、シャッター速度を自由に設定できます。

以下の手順でシャッター速度を設定できます。

  • カメラを「Mモード」に設定
  • シャッター速度を1/1000秒以上に設定
  • 必要に応じてISO感度も調整(ISO400以上を推奨)

また、日中の撮影であれば、絞りを開けて(f/5.6以上)、ISO感度を低めに設定することで、適切な露出が得られます。

3. 鉄道撮影における構図とコツ

シャッター速度だけでなく、撮影の構図や角度も重要です。特に鉄道は動きが速いため、事前に構図を決めておくと良い結果を得やすくなります。

鉄道が走ってくる方向にカメラを構え、車両が進行方向に向かって流れないようにシャッターを切ります。また、撮影する場所を選ぶ際には、列車の進行方向に合わせて、あらかじめ焦点を合わせておくことも重要です。

4. 風景と車両を美しく撮影するためのテクニック

鉄道と風景を同時に美しく撮影するためには、車両に焦点を合わせつつも、背景の風景を上手に捉えるテクニックが必要です。シャッター速度を速くすると背景がぼけやすくなるため、適切なバランスを取ることが大切です。

背景の風景をしっかりと撮影するために、絞り値(f値)を調整して、適度な深度を持たせることがポイントです。

まとめ

鉄道撮影時の車両の流れを防ぐためには、シャッター速度を速く設定することが重要です。Canon SX 620 HSの「Mモード」を使って、シャッター速度やISO感度を調整することで、動きのある車両をクリアに撮影できます。また、構図や角度も工夫することで、より美しい鉄道写真が撮れるようになります。

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