mineoのSプランとeSIM対応・楽天モバイル乗り換えで海外利用は本当に得か?知っておくべきポイント

格安スマホ

現在、格安SIMのmineo SプランをiPhone 11で利用中で、月額 ¥1,400程度という安さを享受している方が、今後「eSIM対応端末に変更すべきか」「海外旅行が増えそうなので楽天モバイルへ乗り換えた方が便利か」などを検討する際に押さえておくべき仕様・注意点・比較軸を整理します。

mineo SプランでeSIMを使いたい場合の条件

まず、mineoにおけるeSIM対応状況を確認しておきましょう。公式情報によれば、eSIMの利用には「対応機種」であること、そして契約しているプランがeSIM対応であることが必要です。[参照]

重要な点として、mineoのSプラン(ソフトバンク回線)では現時点でeSIMが**利用できません**。[参照]

つまり、現状のSプランで「eSIMを使いたい」という場合は以下のいずれかを検討する必要があります。

  • 端末をeSIM対応機種に変更してもSプランではeSIM自体が契約できない
  • 契約プランをAプラン/Dプランへ変更してeSIM対応にする
  • 他社へ乗り換えてeSIM利用環境を整える

海外利用を想定した楽天モバイルのメリットと注意点

次に、海外旅行が増えるという観点から楽天モバイルを検討する際のポイントです。楽天モバイルでは、海外ローミング(対象国・地域)において「毎月高速データ通信2 GBまで無料」というサービスがプラン料金の中に含まれています。[参照]

ただし、重要な注意点もあります。2 GBを超えると高速通信は停止し、最大128 kbpsの低速状態となるか、追加チャージが必要です。[参照]

さらに、「月額 ¥980で日本国内使い放題」という認識についても整理が必要です。楽天モバイルの「月額980円プラン」はデータ容量3 GBなどの制限付きであり、使い方によってはその上も想定されます。[参照]

どちらを選ぶべきか?検討すべき観点

最適な選択かどうかを判断するため、下記の観点で比較してみましょう。

  • eSIM対応端末の有無とプランの制約:既存のiPhone 11ではeSIM機能が使えても、契約しているmineo SプランではeSIMそのものが契約不可という点。
  • 海外利用の頻度とデータ使用量:海外で動画やマップを頻繁に使うなら2 GBでは足りない可能性あり。短期旅行・軽めの使用なら十分な可能性あり。
  • 月額料金・国内データ使用量:月額¥1,400で安さを取るか、海外ローミングが手軽なプランを取るか。楽天モバイルの月額は条件次第で変動。

具体例で考えてみる

例えば、週末など年数回の海外旅行で“現地Wi‑Fi+少しモバイル通信”程度なら、楽天モバイルの2 GB無料サービスで十分というケースがあります。その場合、乗り換えコストを加味してもメリットが大きいと言えます。

一方、毎月海外出張・長期滞在が多く、現地で動画やオンライン会議を使うなら、2 GB無料という枠を大きく超える可能性があります。このような場合、国内月額だけで安いプランを選ぶのではなく、通信容量・用途・ローミング条件を慎重に比較する必要があります。

まとめ

結論として、現状mineo SプランでiPhone 11を使っている場合、eSIM対応機種に機種変更しても、プラン自体がeSIM非対応であればeSIMを使うことはできません。また、楽天モバイルは海外2 GB無料という強みがありますが、「月額¥980で全てが済む」というわけではなく、使い方・プラン・海外でのデータ使用量によってコストが変わる可能性があります。用途(国内使用 vs 海外使用)、通信量、端末・プラン対応を総合的に見て、最適な選択を行いましょう。

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