Nikon D500はいま買っても後悔しない?最新Nikon機との比較とおすすめ機種

デジタル一眼レフ

Nikon D500は2016年に登場したAPS-Cセンサー搭載のフラッグシップ一眼レフカメラです。高い連写性能と耐久性を備え、プロやハイアマチュアから今も支持されています。しかし、2025年現在ではミラーレスカメラの時代が進み、「今からD500を買うのは遅いのでは?」と悩む方も多いでしょう。この記事では、D500を今買う価値と、他のおすすめNikon機種を比較しながら詳しく解説します。

D500の特徴といまでも評価される理由

D500は、Nikonの一眼レフカメラの中でも特にAF性能と連写性能に優れたモデルとして知られています。153点の高密度AFシステムと10コマ/秒の連写性能により、スポーツや野鳥など動体撮影に強い点が最大の魅力です。さらに、堅牢なマグネシウム合金ボディと防塵防滴性能を持ち、過酷な環境下でも信頼できるカメラとして評価されています。

実際、現在でもD500は中古市場で人気があり、ファンも多いモデルです。動体撮影を中心に行いたい方には、いまでも十分な性能を発揮してくれます。

D500を今から買うデメリット

一方で、D500を今から購入する場合には注意点もあります。まず、一眼レフシステム全体がすでにミラーレスへと移行している点です。NikonもZシリーズに注力しており、Fマウントレンズの新製品はほとんど登場していません。そのため、今後の資産拡張を考えると、Zマウントへの移行を視野に入れる方が現実的です。

また、D500は新製品ではないため、修理対応期間の短縮や中古市場の状態によっては、部品交換が難しくなるリスクもあります。この点を理解した上で購入を検討しましょう。

今買うならおすすめのNikon機種

もし「D500のような性能を持ちながら、最新の環境で使いたい」と考えるなら、ミラーレスのZシリーズがおすすめです。ここでは、D500からのステップアップや代替として人気のモデルを紹介します。

  • Nikon Z6II:フルサイズセンサー搭載で、高感度性能と描写力が圧倒的。動画性能も強化され、幅広いジャンルに対応可能です。
  • Nikon Z50:APS-C機ながら軽量でコスパが高い。D500よりもコンパクトで、初心者から中級者まで幅広く支持されています。
  • Nikon Z8:プロ仕様の性能を求める方に。Z9譲りのAFと高速処理で、ミラーレスの最高峰を体感できます。

特にZ50は、D500からの乗り換えや、初めてのミラーレスにもおすすめです。Fマウントレンズを使いたい場合は「マウントアダプターFTZ」を併用することで、従来のレンズ資産も無駄になりません。

中古市場でのD500の価格と入手性

2025年現在、中古市場ではD500本体が約8万円前後で取引されています(状態やシャッター回数によって変動)。中古専門店や価格.com、ヤフオク、マップカメラなどで探すと、良質な個体を見つけやすいです。新品在庫はほぼ流通していませんが、中古で状態の良い個体を選べば、まだまだ現役で使えます。

中古を選ぶ際は、シャッター回数(5万回以下が目安)や外装のキズ、グリップの劣化をチェックしましょう。実店舗で実機を確認するのが理想です。

まとめ:D500はまだ使えるが、長期的にはZシリーズがおすすめ

D500は今でも高性能で、特に動体撮影では多くのフォトグラファーに愛される名機です。しかし、今後のシステム拡張を考えるなら、NikonのZシリーズに目を向けるのが現実的です。Z50やZ6IIは操作性も高く、D500ユーザーでも違和感なく移行できます。「今すぐ撮影を楽しみたい」ならD500、「長く使いたい」ならZシリーズ。あなたの撮影スタイルに合った選択をしてみてください。

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