Banbu Studioでのフィラメント設定変更方法とP1SでのPETG造形トラブル解決法

3Dプリンター

Banbu Studioを使用している際に、ダウンロードしたデータのフィラメント設定を変更する方法がわからず、PETGフィラメントでの造形に問題が生じている方も多いかと思います。ここでは、P1SコンボでのPETG造形時に発生する問題とその解決策を解説します。

Banbu Studioでのフィラメント設定の変更

まず、Banbu Studioでダウンロードしたデータのフィラメント設定を変更する方法について説明します。通常、ダウンロードしたデータはデフォルトで設定されているフィラメント(例:PLA)に基づいていますが、これを変更することができます。

1. Banbu Studioを開き、造形するデータを選択します。
2. 画面右側にある「設定」セクションで、フィラメント設定(PLA、PETGなど)を変更します。
3. フィラメント設定をPETGに変更すると、適切な温度やその他のパラメータが自動的に反映される場合があります。

フィラメント設定を変更しても温度設定が反映されない理由

質問者様のように、PLAをPETGに変更したにも関わらず、温度設定が反映されず220度に戻ってしまう場合は、以下の原因が考えられます。

  • 設定の上書き制限: Banbu Studioはデフォルト設定があるため、ユーザーが入力した温度が保存されず、元の設定に戻ることがあります。
  • フィラメントの互換性設定: PETGフィラメントに必要な温度範囲は通常230度以上で、PLAとは異なるため、温度設定が正しく適用されないことがあります。
  • ソフトウェアのバージョン不具合: 使用しているBanbu Studioのバージョンが古い場合、設定が反映されない不具合があることがあります。

P1SでのPETG造形の問題を解決する方法

次に、P1SでPETGフィラメントをうまく造形できない場合の対策を紹介します。

  • 温度の手動設定: Banbu Studioで設定が反映されない場合は、手動で温度を設定してみましょう。P1Sの設定画面から、適切な温度(通常、PETGは230-250度)に手動で変更できます。
  • ベッド温度の設定: PETGはベッド温度も重要です。60-70度の範囲で設定することで、フィラメントがしっかりとくっつきやすくなります。
  • ファームウェアの更新: 使用しているプリンターのファームウェアが古い場合、最新バージョンに更新することで設定の不具合が解消されることがあります。

まとめ

Banbu Studioでフィラメント設定を変更する方法や、P1SでPETGフィラメントを使った造形時の問題について解説しました。適切な設定を行い、必要に応じて手動で温度を調整することで、より良い造形ができるようになります。問題が解決しない場合は、ソフトウェアのアップデートやサポートを検討することをお勧めします。

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