Wordでの自動保存機能が突然OneDriveに変更され、PCのドキュメントにも保存されないという問題に直面している方も多いです。この変更がなぜ起きたのか、そして以前のように自動保存をPCにも保存できるようにする方法について、この記事で解説します。
自動保存がOneDriveに変更された理由
Wordの自動保存機能は、クラウドにファイルを保存することで、データの損失を防ぎ、複数のデバイスからアクセスできる利便性を提供するために設計されています。最近、Microsoftは自動保存機能をOneDriveにデフォルト設定にしており、これによりファイルはOneDrive上に保存されるようになりました。この変更は、データの同期やバックアップを強化するためのものですが、PCにローカル保存を希望する場合には設定変更が必要です。
自動保存をPCに戻す方法
Wordでの自動保存をOneDriveではなく、PCのローカルストレージに戻したい場合、以下の手順で設定を変更できます。
- Wordを開き、左上の「ファイル」をクリックします。
- 「オプション」を選び、「保存」タブを開きます。
- 「保存先の場所」を確認し、「コンピューターに保存」オプションに変更します。
- 自動保存機能をオフにするか、手動で保存するよう設定できます。
これで、以降は自動的にPCのローカルにファイルが保存されるようになります。
OneDriveの利点とデメリット
OneDriveはデータをクラウドで保存するため、複数のデバイス間で簡単にファイルを共有・同期できるという利点があります。さらに、データがクラウドに保存されることで、PCの故障時でもデータが失われるリスクが減少します。
しかし、PCにローカルで保存したい場合や、インターネット接続が不安定な場所で作業する場合には不便に感じることもあります。このため、Wordでの自動保存先を変更したい場合、上記の方法でPCに戻すことができます。
まとめ
Wordの自動保存機能がOneDriveに変更された背景には、データの安全性や同期機能の強化がありますが、PCにローカル保存したい場合は、設定を変更することで解決できます。自動保存の設定を変更して、作業スタイルに合わせた保存方法を選択しましょう。


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