20年前から10年前にかけて、ビデオカメラで撮影した動画をDVDにダビングしたが、そのDVDプレイヤーが寿命を迎え、他のプレイヤーやパソコンでは再生できないという問題に直面している方がいます。今回は、DVDの内容をデータ化し、長期間保存する方法をご紹介します。
1. DVDの内容をPCに取り込む方法
まず、DVDに録画されたデータをPCに取り込むためには、DVDドライブと対応するソフトウェアが必要です。Windowsであれば、一般的なDVDドライブに加えて「HandBrake」などの無料ソフトウェアを使ってDVDから動画を取り込むことができます。
取り込み後の動画は、PCに保存して、好きな形式で再生できます。ファイル形式をMP4やMKVに変換することで、ほとんどのデバイスで再生可能な形式にすることができます。
2. DVDから直接データを抽出するソフト
もしDVDにコピーガードがかかっている場合、コピーガードを解除するために「MakeMKV」や「DVD Decrypter」といったソフトウェアを使用する必要があります。これらのソフトを利用すれば、コピーガードを突破して動画をデータ化することが可能です。
これらのソフトは使いやすく、無償で使用できるものも多いため、お手持ちのDVDを問題なくPCに取り込むことができます。
3. 外付けドライブや変換アダプターの活用
古いDVDプレイヤーが寿命を迎える前に、外付けドライブやUSB接続のDVDドライブを使用するのも一つの方法です。これにより、パソコンで再生できないDVDを、新しいドライブに変換して取り込むことが可能になります。
さらに、映像出力をPCに取り込むために、変換アダプターを使用して古いデバイスからのデータを直接PCに保存することもできます。
4. クラウドストレージへのバックアップ
取り込んだデータは、ローカルのPCに保存するだけでなく、クラウドストレージにアップロードしてバックアップを取ることもおすすめです。Google DriveやOneDrive、iCloudなどのサービスを活用することで、データの紛失を防ぎ、インターネットがあればどこからでもアクセスできます。
また、クラウド上で動画を管理することで、他のデバイスでも簡単に再生できる利便性があります。
5. まとめ
古いDVDプレイヤーが故障した場合でも、DVDの内容をデータ化して保存する方法は数多くあります。PCや外付けドライブ、変換ソフトを使用することで、手軽にデータ化し、長期間保存することができます。さらにクラウドにバックアップを取ることで、いつでもどこでもアクセス可能な状態を保てます。


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