「DOOGEE G6タブレットでOCNモバイルONEのSIMを差したのに、APN設定画面に『MCC(国番号)』『MNC(通信業者コード)』の入力欄が出てこない…」「別の欄に入力しなければならないの?」と戸惑っている方のために、原因と解消手順を分かりやすく整理しました。
まず知っておきたい:OCNモバイルONEのAPN設定の基本
ご契約のコース(「新コース」または「新コース以外」)によってAPNの入力値が異なります。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
具体的には、APN「ocn.ne.jp」または「lte‑d.ocn.ne.jp」などを設定し、ユーザー名「mobileid@ocn」、パスワード「mobile」を入力する必要があります。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
「MCC/MNCが出てこない」主な原因3つ
原因①:タブレットのOSバージョンやUIによって、MCC/MNC欄が「詳細設定」「高度な設定」「APN編集」内に隠れている場合があります。
原因②:製造元(この場合はDOOGEE)による端末カスタムUIや海外モデル仕様のため、APN設定画面の項目名が異なっていることがあります。
原因③:端末側でSIMロック解除・対応バンド・動作確認済み端末リストに載っていないなどの兼ね合いで、そもそも「APN編集画面」が制限されている場合があります。たとえば、NTTドコモ系回線MVNOでは動作確認済み端末リストに掲載されているかをチェックできます。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
DOOGEE G6タブレットでの具体的な対策手順
ステップ1:タブレットにSIMを挿入し、電源を入れ、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM/モバイルネットワーク」へ進みます。
ステップ2:「アクセスポイント名(APN)」をタップし、既存のAPNが表示されなければ「+追加」または「新規作成」を選びます。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
ステップ3:APN設定画面で「名前」「APN(ocn.ne.jpなど)」「ユーザー名/パスワード」を入力。もし「MCC」「MNC」の欄が表示されていなければ、入力せずそのまま保存してOKです。端末によってはデフォルトで正しい値(MCC=440、MNC=10または13)が内部に設定されており、画面に出さない仕様です。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
ステップ4:保存後、APNを新規作成したものに切り替え、Wi‑Fiを切ってモバイルデータ通信が開始されるか確認します。接続できない場合は再起動やSIM差し直しも試してみてください。:contentReference[oaicite:8]{index=8}
それでも繋がらない時のチェックポイント
- 対象回線/バンド対応: DOOGEE G6がOCNモバイルONEで利用されるバンド(特にドコモ系の4G LTEバンド)に対応しているか確認。
- 動作確認端末かどうか: OCNモバイルONEの動作確認済み端末リストに載っていない場合、例外的な不具合が起きる可能性あり。:contentReference[oaicite:9]{index=9}
- APN名のタイプミス: 特に「lte‑d.ocn.ne.jp」や「ocn.ne.jp」の入力ミスがないか確認。
- OS/UIの仕様変化: Androidのバージョンアップや海外端末の場合、標準UIから逸脱していて「詳細設定」内に移動していることがあるため、APN編集画面をよく探す。
まとめ:MCC/MNCの欄が無くても手順通りに設定を進めればOK
結論として、DOOGEE G6タブレットでOCNモバイルONEのSIMを使う際に「MCC」「MNC」が表示されないからといって、必ずしも設定できないわけではありません。多くの場合、端末仕様によりそれらの項目が非表示になっており、「名前」「APN」「ユーザー名/パスワード」を入力して保存すれば接続できます。
もちろん、どうしても接続できない場合は前述のチェックポイント(対応バンド/動作確認端末/入力ミス)を順に確認頂くことが安心です。そして必要ならば、契約先のOCNモバイルONEサポート窓口にも相談してください。


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