機種変更をして新たに Sony のイヤホン WF‑C700N を使おうとしたものの、旧端末では使えていたのに新しい iPhone 17 で「検出されない／ペアリングできない」という状況に直面している方に向け、原因の整理と確実に接続を成功させるための実践的な手順をわかりやすく解説します。
まず知るべき基本：WF‑C700NとiPhoneのペアリングの仕組み
WF‑C700Nは、Apple 社の iOS デバイス（iPhone／iPad）とも Bluetooth 接続が可能で、そのための公式手順が公開されています。［参照］
具体的には、充電ケースの蓋を開けた状態で背面のペアリングボタンを約5秒長押しし、iPhoneの「設定」→「Bluetooth」から “WF‑C700N” を選んでペアリングするという流れです。［参照］
なぜiPhone17で「検出されない」／「接続できない」のか：原因とチェック項目
端末を変えた際によく発生するトラブルには、次のような原因が考えられます。
- ペアリング情報の競合・本体記憶の残留：旧機種でも同じイヤホンを使っていた場合、イヤホン側に古いペアリング情報が残っており、新しいiPhone17の接続を拒んでいる可能性があります。
- イヤホン・ケースの電池残量や接触不良：充電ケースの金属端子やイヤホン本体の充電状態が十分でないと、ペアリングモードに入れないケースがあります。［参照］
- iPhone側の設定・Bluetooth機能の問題：「Bluetoothがオフ」「他デバイスとの接続干渉」「OSバージョンの問題」などが影響します。
たとえば、イヤホンをリセットした後、旧機体でも検出されなくなったという状況は「イヤホン側の初期化したが、旧ペアリング情報も消えず、接続先端末側にも残っている」という典型例です。
実践手順：WF‑C700NをiPhone17で接続するためのステップバイステップ
次の順番で操作を試してください。
- iPhone17で「設定」→「Bluetooth」→ “WF‑C700N” が表示されていれば「このデバイスの登録を削除（忘れる）」を実行。
- 旧機種（iPhone13など）でも同様に “WF‑C700N” の登録を削除して、イヤホン側が「他の端末との登録がない」状態になるよう整える。［参照］
- イヤホンを充電ケースごと十分に充電。端子汚れがあれば清掃し、充電ケースの蓋を開けて背面ペアリングボタンを5秒以上長押しし、LEDが青点滅するペアリングモードに入れる。［参照］
- iPhone17の Bluetooth をオンにし、画面がロックされていない状態で “WF‑C700N” が表示されるか確認。表示されたらタップして接続を試みる。
- 接続できたら左右の音声確認・アプリ（Sony | Headphones Connect 等）を通じてファームウェア更新がないかチェックしておくのがおすすめ。
状況によってはそれでも繋がらない場合の追加対応策
上記手順でも接続できない場合、以下の追加対策を検討します。
- イヤホンを「初期化（リセット）」し、完全にファクトリー状態へ戻す。公式にはこの手順が紹介されています。［参照］
- 別の Bluetooth 機器（iPad／Androidスマホなど）にペアリングできるか試し、イヤホン側かiPhone側どちらに原因があるか切り分ける。
- iPhone17の iOS バージョンが最新か確認し、Bluetooth／ワイヤレス機能の不具合修正パッチがないかアップデート済みにしておく。
- それでも不可の場合は、イヤホンの製造元サポートへ「ペアリングできない／接続できない」事象を問い合わせ、必要であれば修理・交換を検討する。［参照］
まとめ
機種変更後に旧イヤホンが新端末で検出されないという経験は少なくありませんが、この記事では WF‑C700N を例に「ペアリング情報の整理」「充電／ケース接点の確認」「新端末でのBluetooth登録削除」「リセットと切り分けテスト」という流れを整理しました。
正しい手順で操作すれば、iPhone17でも以前のイヤホンを快適に使用できる可能性は高いです。ぜひ、まずは手順を順に進めてトラブルを解消してください。
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