テレビ(TH-L50C60)とサウンドバー(HT-S350)を接続する際に、音声信号をどのように送るかは重要なポイントです。今回は、テレビにイヤホンジャックしかなく、サウンドバーにはHDMIと光デジタル入力がある場合に、音を両方のデバイスに適切に送る方法を解説します。
1. 必要なケーブルと機器
この状況での最適な接続方法は、音声をテレビのイヤホンジャックからサウンドバーの光デジタル入力に送ることです。そのために必要な機器は、以下の通りです。
- 3.5mmオス→光デジタル(TOSLINK)オス変換ケーブル(またはアダプタ)
- イヤホンジャックから光デジタル変換器(DAC)も検討できます。
これらを使用することで、音声をテレビからサウンドバーに送信し、良質な音を楽しむことができます。
2. 接続手順
接続手順は以下の通りです。
- 1. サウンドバーとテレビの接続:まず、3.5mmオス→光デジタルオス変換ケーブルを用意します。テレビのイヤホンジャックに3.5mmオス端子を接続し、もう一方の光デジタル端子をサウンドバーの光デジタル入力に接続します。
- 2. サウンドバーの入力切替:サウンドバーのリモコンで入力モードを「光デジタル(Optical)」に設定します。
- 3. テレビ側の設定:テレビの設定メニューから音声出力を「イヤホンジャック」に設定します。
これで、テレビからの音声がサウンドバーに正しく送信され、テレビ音声をサウンドバーで聞くことができます。
3. 音質・遅延(リップシンク)・音量操作の注意点
音質や音量については、接続方法によって差が出ることがあります。光デジタル接続は、音質が良く遅延も最小限に抑えることができます。もし遅延(リップシンク)が発生する場合、テレビ側やサウンドバーの設定でリップシンク調整機能があるかを確認しましょう。
音量の調整については、サウンドバーとテレビそれぞれで音量を調整できるので、両方の音量設定を適切に調整してください。
4. 他の簡単な代替案
もし接続が難しい場合や、もっと簡単に音声を送る方法を探している場合、以下の代替案も検討できます。
- Bluetooth接続:サウンドバーにBluetooth機能が搭載されている場合、テレビとサウンドバーをBluetoothで接続する方法もあります。これにより、ケーブルを使わずに音声を送ることが可能です。ただし、Bluetooth接続は音質に影響を与えることがあり、遅延が発生する可能性もあるため、注意が必要です。
- AVアンプを介する:AVアンプを使って、テレビとサウンドバーをつなぐ方法もあります。AVアンプを使うと、音質を向上させたり、複数の機器を一括で管理できるというメリットがありますが、価格が高くなることや、設定が少し複雑になることも考慮する必要があります。
まとめ
サウンドバー(HT-S350)とテレビ(TH-L50C60)を接続するには、3.5mmオス→光デジタルオス変換ケーブルを使い、テレビの音声をサウンドバーに送信する方法が最も簡単で効果的です。また、音質や遅延を最小限に抑えるために光デジタル接続を選ぶことをおすすめします。もしさらに簡単な方法を求めるなら、Bluetooth接続やAVアンプを介する方法もありますが、音質や設定に注意が必要です。

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