オールドレンズの魅力を感じる方にとって、独特な描写や“爆フレア”を楽しむのは非常に魅力的なポイントです。特に、仕事で飛び道具として使用したいという方には、変わった写りやユニークなフレアを楽しめるレンズが求められます。今回は、爆フレアが特徴的なオールドレンズの選び方と、特におすすめのモデルをご紹介します。
1. 爆フレアが出るオールドレンズの特徴とは?
爆フレアとは、レンズの反射や光の屈折によって、画面に大きな光のフレアが現れる現象です。オールドレンズにおいては、コーティングが少ないため、こうしたフレアが特に目立ちやすく、独特な効果を生むことがあります。特に逆光や強い光源を意図的に入れることで、あえてそのフレアを活かした表現が可能となります。
また、古いレンズは現代のものよりも開放感があり、描写に柔らかさがあるため、これらのフレアが一層印象的に映ることが多いです。
2. 爆フレアを楽しめるおすすめオールドレンズ
現在、あなたが所有している「Yashinon DX」や「Mamiya 55mm」、「Super Takumar」、「Helios 44」なども爆フレアが特徴的なレンズですが、さらに特徴的な描写を得られるオールドレンズをいくつか紹介します。
Helios 44-2
Helios 44-2は、ロシア製の名レンズで、特に独特なボケ味や爆フレアで知られています。このレンズは、開放絞りでの強烈なボケと、反射が美しいフレアを生み出します。特に光源が画面内に入った時に現れる渦巻き状のフレアが特徴的で、独自の雰囲気を楽しむことができます。
Super Takumar 50mm f/1.4
Super Takumarは、シャープな描写とともにフレアが非常に美しいレンズです。このレンズも開放で撮影すると、強い光源があれば、色味の強いフレアを生み出し、写真に独自の深みを加えることができます。
Canon FD 50mm f/1.4
Canon FD 50mm f/1.4は、開放で使用することで非常に幻想的なフレアを作り出すことで知られています。特に、逆光で撮影した際に美しい反射が見られ、写真に動きとエモーションを加えることができます。
3. 爆フレアを上手に使うためのコツ
爆フレアを上手に活かすためには、撮影時に逆光や強い光源を意識的に使うことが重要です。光の強さや角度によって、フレアの出方が変わるため、光源をレンズにどのように当てるかを工夫しましょう。また、絞りを開放で使用することで、フレアの強さを強調できます。
さらに、フレアを意図的に入れることで、画面全体がふわっとした印象に仕上がり、感情的な表現が可能になります。特にポートレートや風景写真でこの効果を使うと、非常にドラマチックな印象を与えることができます。
4. 爆フレアを避けたい場合の対処法
逆に、フレアを避けたい場合には、レンズの絞りを絞ることや、レンズフードを使用して光源を遮る方法が有効です。また、コーティングがしっかりと施された現代のレンズを使うと、フレアを抑えることができます。光源を意図的に避けることも一つの方法です。
5. まとめ
爆フレアが特徴的なオールドレンズは、その独自の表現力を活かすために、撮影者の工夫次第で素晴らしい結果を生むことができます。Helios 44-2やSuper Takumar 50mm、Canon FD 50mmなどのレンズを使いこなすことで、個性的なフレア効果を得ることができ、写真に深みと感情を加えることができます。逆光や強い光源を使って、フレアを最大限に活かす撮影を楽しんでみてください。


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