NZXT Z790マザーボードでセキュアブートがオンにならない問題の解決法

パソコン

NZXT Z790マザーボードを使用していると、セキュアブートをオンにしたい場面で問題に直面することがあります。特に、署名の強制無効化やCSM(Compatibility Support Module)の無効化を試みたにもかかわらず、セキュアブートがオンにできない場合、他にも試すべき設定がいくつかあります。この記事では、セキュアブートをオンにするための具体的な手順と解決策を紹介します。

セキュアブートとは

セキュアブートは、PCの起動時にセキュリティの脅威からシステムを保護する機能です。これにより、署名されたオペレーティングシステムやドライバーのみが実行され、マルウェアが起動するのを防ぐことができます。特に、Windows 10以降のシステムではこの機能が重要で、安定した動作とセキュリティを提供します。

セキュアブートをオンにできない場合の確認事項

セキュアブートをオンにできない理由として、いくつかの原因が考えられます。まず、BIOS/UEFIの設定を確認しましょう。もし、`CSM`(互換性サポートモジュール)が無効になっていない場合、セキュアブートを有効にできないことがあります。

また、インストールされているOSがUEFIモードでインストールされていることが必要です。もしOSがレガシーブートモードでインストールされている場合、セキュアブートが有効になりません。必要に応じて、OSを再インストールし、UEFIモードでインストールを行ってください。

セキュアブートをオンにするための手順

1. **BIOS/UEFI設定にアクセス**: PCの起動時に、`Del`または`F2`キーを押してBIOS/UEFIに入ります。

2. **CSM(互換性サポートモジュール)の設定を確認**: BIOS/UEFI内で`CSM`(Compatibility Support Module)が無効になっていることを確認します。これが有効だとセキュアブートが無効になる可能性があります。

3. **セキュアブートの有効化**: BIOSの`Boot`または`Security`タブに移動し、`Secure Boot`の項目を`Enabled`に設定します。

問題が解決しない場合の対策

それでもセキュアブートが有効にならない場合、次の点を確認してください:

  • PCにインストールされているOSがUEFIモードでインストールされているか
  • BIOSのファームウェアが最新かどうか
  • PCに接続されている周辺機器がセキュアブートを妨げていないか

これらを確認し、必要な設定を変更することで、セキュアブートが正常に有効になるはずです。

まとめ

NZXT Z790マザーボードでセキュアブートをオンにするためには、まずBIOS/UEFI設定を正しく行い、CSMを無効化し、OSがUEFIモードでインストールされていることを確認する必要があります。それでも問題が解決しない場合は、BIOSのファームウェアを最新にすることを検討しましょう。これらの手順を実行することで、セキュアブートを有効にし、安全なシステムの運用が可能になります。

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