テザリングは、モバイル端末同士でインターネット接続を共有する便利な機能です。通常はスマホを親機、タブレットを子機としてテザリングを行いますが、逆にタブレットを親機、スマホを子機としてテザリングすることも可能です。この記事では、その方法について説明します。
タブレットを親機、スマホを子機としてテザリングできるか?
はい、タブレットを親機としてスマホを子機にするテザリングは可能です。ほとんどのタブレットにはテザリング機能が搭載されており、モバイルデータ通信があればインターネット接続を他のデバイスに共有できます。ただし、スマホ側で接続設定が正しく行われていることが前提です。
タブレットを親機としてテザリングを設定する方法
タブレットでテザリングを設定する方法は以下の通りです。
1. タブレットの設定を開く
タブレットの「設定」アプリを開きます。
2. テザリング設定を選択
「ネットワークとインターネット」や「接続設定」の項目にある「テザリング」または「ポータブルホットスポット」を選択します。
3. ポータブルホットスポットを有効にする
「ポータブルWi-Fiホットスポット」をオンにします。これにより、タブレットがインターネット接続を他のデバイスと共有する準備が整います。
4. Wi-Fi設定をカスタマイズ
Wi-Fiネットワーク名(SSID)とパスワードを設定します。これらは、接続するスマホ側で必要となる情報です。
スマホを子機として接続する方法
タブレットの設定が完了したら、次はスマホ側で接続設定を行います。以下の手順を実行してください。
1. スマホのWi-Fi設定を開く
スマホの「設定」から「Wi-Fi」を選択し、タブレットで設定したWi-Fiネットワーク名(SSID)を選びます。
2. パスワードを入力
タブレットで設定したパスワードを入力し、接続します。
3. 接続確認
接続が完了すると、スマホがタブレットのインターネット接続を利用できるようになります。
注意点とトラブルシューティング
タブレットを親機としてテザリングを行う際には、いくつか注意点があります。
- タブレットが安定したモバイルデータ通信を持っている必要があります。
- テザリングに必要なデータ通信量が発生するため、データ容量に制限がある場合は注意が必要です。
- タブレットとスマホが正常に接続できない場合、Wi-Fi設定を再確認したり、両デバイスを再起動することで解決することがあります。
まとめ
タブレットを親機として、スマホを子機としてテザリングを行う方法は非常に簡単です。タブレットの設定でホットスポット機能をオンにし、スマホ側でそのWi-Fiに接続するだけでインターネット接続を共有できます。データ容量に注意しながら、必要な時にインターネット接続を共有しましょう。


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