キヤノンEOS RとEF70-200mm F4L ISのテレコン使用時の画質とAF性能比較:純正 vs サードパーティ製

デジタル一眼レフ

キヤノンEOS RにEF70-200mm F4L ISレンズを使用して、テレコンを取り付けた場合の画質やAF性能について、純正のエクステンダーとサードパーティ製のテレコン(例:ケンコー)を比較し、実際の使用感や相性について詳しく解説します。

1. 純正テレコン(キヤノン エクステンダー EF 1.4× III)の特徴

キヤノンの純正エクステンダーEF 1.4× IIIは、同社のレンズと非常に高い互換性を誇ります。特に、画質やAF性能が最大限に活かされる設計となっており、特にCanon製のレンズとの相性は抜群です。

このエクステンダーを使用すると、焦点距離が1.4倍になるため、EF70-200mm F4L ISレンズが280mmに変わり、望遠撮影が可能になります。画質の劣化が最小限で、シャープネスやコントラストの低下を感じにくい点が特長です。

2. サードパーティ製テレコン(ケンコー テレプラス 1.4×)の特徴

ケンコーのテレプラス 1.4×(300シリーズ)は、コストパフォーマンスが高く、純正のエクステンダーと比較しても比較的安価で提供されています。しかし、純正エクステンダーに比べると若干の画質の劣化が見られる場合があります。

特に、解像感やシャープネスに若干の差があり、撮影時にわずかなぼやけを感じることがあるかもしれません。また、AF性能に関しても純正に比べて若干の遅延を感じることがある場合がありますが、実際の撮影では多くのシーンで問題なく使用できるでしょう。

3. 画質とAF性能に関する実際の使用感

両者のテレコンを使用した際の画質やAF性能には違いがあるため、どちらを選ぶかは使用シーンに応じて決めるのが良いでしょう。

  • 画質:純正エクステンダーは、高画質を保ちながらの撮影が可能です。一方、ケンコーのテレコンは、コストパフォーマンス重視のため、若干の画質劣化が見られます。
  • AF性能: 純正エクステンダーは、EOS Rとの相性が良く、オートフォーカスがスムーズに動作しますが、サードパーティ製のテレコンは少し遅延が生じる場合があります。
  • 操作感: どちらも取り付けは簡単で、実際の使用時に大きな差を感じることは少ないですが、性能面では純正に軍配が上がります。

4. どちらを選ぶべきか

コストを重視するのであれば、ケンコーのテレコンは非常に良い選択肢です。特に、日常的な使用や予算が限られている場合には、十分に満足できる性能を発揮します。

しかし、最高の画質とAF性能を求めるのであれば、純正のキヤノンエクステンダーEF 1.4× IIIを選ぶのが間違いありません。画質やAF性能に妥協したくない方にとっては、純正の方が確実に安心できる選択肢となるでしょう。

5. まとめ

テレコンを選ぶ際は、用途に応じた選択が重要です。画質やAF性能を最重視する場合は純正を、コストパフォーマンスを重視するならサードパーティ製を選ぶと良いでしょう。どちらもそれぞれに長所があり、撮影シーンによって適切な選択が求められます。

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