「EFTをプレイしたいけど、自分のPCが4コア8スレッド(例えばIntel i5+4コア8スレッド)しかない。設定を全部最低にすれば処理落ちなくなる?」という疑問を持つ方へ。本記事では、EFTの最新スペック事情、4コア8スレッドでの目安、具体的にどこを設定落とせば安定しやすいかを解説します。
EFTの公式・非公式スペックを押さえる
公式ウィキには、EFTのシステム要件として「最低:Windows 10 64‑bit/CPU Ryzen 5 3600以上/GPU GTX 1660以上/RAM 16GB」などが示されています。([参照](https://escapefromtarkov.fandom.com/wiki/System_requirements))
非公式情報では、1080pで快適に60FPSを目指すには「CPU:最新のクアッド~ヘキサコア/RAM:16‑32GB」などの記述があり、“4コア8スレッド”ではギリギリ/不足とする意見も見られます。([参照](https://www.build-gaming-computers.com/escape-from-tarkov-pc-build.html))
4コア8スレッドで動く?実例・設定の落としどころ
4コア8スレッド構成というのは、たとえばIntel Core i5‑10400(6コア12スレッド)より少ないか近いレベルです。したがって、EFTでは「動かないことはない」が「快適にプレイできるか」は別問題です。
具体例:あるユーザーが「i5 8400(6コア6スレッド)、RAM16GB、GTX1060」で“最低設定・1080p”でfps30〜45という報告があります。4コア8スレッド構成だと、おそらくfps30を割るシーン/読み込み遅延・ラグを感じる場面が出やすいです。
設定を全部「最低」にしても快適とは限らない理由
EFTは「高層ビル多数の街」「多数のAI/プレイヤーが同時登場」「詳細な物理・読み込み処理」が重い要因です。つまり、グラフィック設定を下げても“CPU/メモリの読み込み・ストレージ速度”がボトルネックになることがあります。
例えば、街のビルを遠くまで描画・多数のオブジェクトを処理する場面では、CPUのコア数/スレッド数が影響し、4コア8スレッドでは頭打ちになる可能性があります。
4コア8スレッドでも少しでも改善するための実践設定ポイント
4コア8スレッドで少しでも安定させるためには、次の設定を優先して調整しましょう。
- 解像度を下げる:1080p→900pや768pに下げることで負荷軽減。
- RSS(影/反射)・遠景描画距離を大きく下げる:高層ビルの多いマップでは“遠くの描写”を省くことでCPU/GPU負荷が減ります。
- RAMとストレージの速度を確保:16GB以上を確保し、SSDでゲームを動かすと読み込み・スタッターが減ります。
- バックグラウンドプロセスを減らす:タスクマネージャーなどで不要なプログラムを落としておくことも有効。
これらを実践したユーザー報告では、「4コア8スレッド/GTX 1650クラス/RAM16GB」で“最低設定・1080p”でfps40〜60を出せたという例がありますが、マップや同時敵数によってfpsが下がることもあるため“常に快適”とは言い切れません。
まとめ
結論として、EFTは4コア8スレッドでも“動く”可能性はありますが、処理落ちなく「快適に」プレイするにはかなりギリギリのラインです。描画設定を大幅に下げ、解像度も犠牲にすることでプレイ可能な環境には持って行けます。
もし可能であれば6コア12スレッド以上/RAM32GB/少し良いGPUという構成を検討するのが安心です。とはいえ、4コア8スレッドでも“設定を割り切って”動かせるという選択肢も十分にありますので、自分の予算・用途・妥協点を踏まえて構成を整えてみてください。


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