洗濯機の脱水サイクル中に「ふたを開けて中をいじったら収まった」「洗濯物を減らしたら正常動作した」という経験があるなら、本記事で紹介する原因と対策がきっと役立ちます。傾きが問題ないという状況でも、他にチェックすべきポイントが複数あります。
なぜ脱水時に揺れるの?主要な原因を整理
脱水時に洗濯槽が高速回転することで、少しの重量ズレや抵抗でも“揺れ”や“ガタガタ”が発生しやすくなります。例えば、重たいバスタオルや毛布が偏って入っていると、荷重の偏りで不均衡となり振動が起きやすくなります。([参照]Whirlpool:Washer Shakingの原因)
また、排水がうまく進まないと脱水モードに進めず、滞留水によって荷重バランスが崩れ、揺れやエラーの原因になることがあります。([参照]Mr Appliance:洗濯機が回らない・揺れる原因)
荷物が偏っていないか・量が適正かを確認しよう
まず簡単に確認できるのは“洗濯物の偏り”と“適量”です。例えば毛布だけを1枚で入れたり、スニーカーだけを複数入れたりすると偏ってしまいがちです。
実例として、同じ量でもバスタオル3枚+Tシャツ数枚では安定していたものが、バスタオル4枚のみでは脱水中にガタガタ揺れて「エラー」になったという報告があります。
設置・レベル・床の状態を要チェック
洗濯機がしっかり“水平”に設置されていないと、脱水時の遠心力を支えきれず揺れやすくなります。脚が床にちゃんと接地しているか、脚のナットが緩んでいないか確認しましょう。([参照]LG:洗濯機振動トラブル対処)
床材(タイル・フローリング・防水パン)によっては、揺れが増幅されるケースもあるため、脚部下に防振パッドを敷くと効果的という情報もあります。([参照]Domex:洗濯機が動く/揺れる原因と対策)
排水ホース・ポンプ・フィルターの詰まりも要因のひとつ
排水が遅い・ホースが折れ曲がっている・フィルターに異物が詰まっているなど、排水循環が阻害されると脱水モードに移れず、洗濯槽内に余剰水が残る状態になり“荷重バランスが崩れて揺れやすくなる”という構造があります。
例えば、排水ホースが背後で抜けかけていたため、脱水動作時に「ウィーン」と長くまわり、途中でエラーになった事例があります。([参照]同上:排水ホース・詰まりの影響)
内部構造の劣化も視野に入れよう
上記のようなチェックで改善しない場合は、ショックアブソーバー(サスペンション)、バランスリング、ドラム軸のベアリングなど内部部品の劣化・破損が原因となっているケースがあります。([参照]iFixit:アンバランス振動の内部要因)
このレベルになるとDIY対応が難しく、「揺れ+異音+経年劣化」の3要素が揃っているなら専門業者への点検を検討すべきです。
まとめ
脱水時に洗濯機がガタガタ揺れ、エラーになる原因としては、①洗濯物の偏り・量の問題、②設置・レベル・床の状態、③排水ホース・ポンプの詰まり、そして④内部構造の劣化が考えられます。
まずは「①~③」を順にチェックして、それでも改善しなければ「④」の可能性も視野に入れ、早めの点検をおすすめします。


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