「レンジ+炊飯器でブレーカー落ち」起動しない漏電ブレーカーの原因と安全な復旧手順

冷蔵庫、キッチン家電

電子レンジと炊飯器を同時に使ったあと、家中の電源が落ちて「漏電ブレーカー」が下がり、その後レバーを上げてもすぐに下がってしまう状態――このような現象は、単なる電力の使い過ぎだけでなく、配線や家電の異常・漏電や回路の劣化が関わっている可能性があります。本記事では原因の整理と、自宅でできる安全な対処手順、そして無理せず専門家に依頼すべきタイミングを解説します。

まず考えられる原因:電力集中・漏電・配線ショート

レンジ+炊飯器など消費電力の大きい家電を同じ回路で同時使用すると、回路容量を超えてブレーカーが落ちる「アンペアブレーカー機能」が働く場合があります。([参照] ドコモでんき:ブレーカーが落ちる原因と対策)

しかし、“漏電ブレーカー”が落ちている(“漏電なんちゃら”と記載されているもの)場合は、回路内の絶縁不良・水濡れ・コードの損傷・機器内部の故障など「電気が正常な経路から外れて流れてしまった」ことを示す可能性があります。([参照] 東京電力グループ:漏電ブレーカーが落ちる知識)

安全に復旧させるための基本手順

漏電ブレーカーが落ちた場合、不正な復旧は感電・火災のリスクがあるため慎重に行う必要があります。([参参] SR電気:漏電ブレーカーが落ちた時の戻し方)

手順の概要:
①全ての安全ブレーカー(個別回路)を「切」状態にします。
②漏電ブレーカーおよびアンペアブレーカーを「入」にします。
③安全ブレーカーを一つずつ順番に「入」にしていき、どの回路で漏電ブレーカーが再度落ちるか確認します。
④もし特定の回路で漏電ブレーカーが落ちる場合、その回路の家電・配線・コードを停止し、専門家に点検依頼を検討します。

ご自身で確認すべき家電・設備チェックポイント

以下のような点を確認することで原因の切り分けにつながります。

  • 電子レンジや炊飯器など、同時使用した家電が特定回路に集中していないか。例えば、レンジ+炊飯器+オーブンヒーターなどが同じコンセント回路だと過負荷の可能性。
  • 配線や延長コード、タコ足配線を使用していないか。コードに変色・焦げ跡・抜けかけがないか確認。
  • 湿気・水濡れが疑われる場所(キッチン・ベランダ・洗濯機近く)で配線・コンセントが使われていないか。漏電の原因となります。

例えば、マンションのキッチンでレンジと炊飯器を同時に使った際、同じ回路の安全ブレーカーが落ち、さらに漏電ブレーカーまで下がった事例があります。この場合、レンジ起動時の突入電流+古いコードの劣化が重なったと考えられます。

専門家に相談すべきタイミングと措置方法

次の場合は速やかに電気工事店・管理会社に相談しましょう。

  • 漏電ブレーカーを上げてもすぐまた落ちる。
    ・理由:回路/配線/家電機器に漏電・ショート・絶縁破壊の可能性あり。([参参] 大阪ガス:ブレーカーが繰り返し落ちる原因)
  • 分電盤のブレーカーが古く、変色・錆・経年劣化が見られる。
  • 家電を個別に外しても症状が変わらない場合、建物の配線が問題の可能性。

相談時には「何時・何を使ったときに落ちたか」「どの回路か(キッチン・リビングなど)」「家電の種類・同時使用状況」などをメモしておくとスムーズです。

まとめ

レンジと炊飯器を同時使用してブレーカーが落ち、漏電ブレーカーが上がらない場合、まずは焦らず「全ての回路をオフ→順にオン」で原因の回路を切り分けることが重要です。そのうえで、家電の同時使用・配線状態・湿気・コードの劣化などを確認し、自己対処できない場合は専門業者に依頼しましょう。

特に、漏電を示す反応(漏電ブレーカーが即落ちる・レバーが上がらない・コードに異常)が出ている場合は、感電・火災のリスクもあります。安全第一で、適切な復旧と点検を行ってください。

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