OBSでゲーム配信を行う際に、PS5や他のゲーム機からの音声やマイク音の設定がうまくいかない問題はよくあります。特に、キャプチャーボードを使用している場合、ゲーム音が聞こえにくくなったり、マイクの音声が正しく取り込めなかったりすることがあります。この記事では、PS5をOBSで配信する際に発生する音声トラブルを解決するための手順を紹介します。
PS5とOBSで音声を正しくキャプチャする方法
PS5からOBSへの音声入力設定を正しく行うことが重要です。まず、キャプチャーボード(例:ASUS TUF GAMING CAPTURE BOX-FHD120)を使ってPS5の映像と音声をパソコンに取り込む場合、音声のルーティング設定が適切である必要があります。
ゲーム音をOBSに正しく入力するためには、キャプチャーボードに接続したイヤホンジャックではなく、PCに接続したマイクやヘッドセットを使用する必要があります。これにより、ゲーム音とマイク音を別々に取り込むことができます。
マイク設定の確認と調整
JBL QUANTUM STREAM USBマイクを使用している場合、PS5とPCで音声が適切に取り込まれないことがあります。PS5の本体にUSBマイクを直接接続すると、ゲーム音とマイク音が一緒に取り込まれることがありますが、OBSではゲーム音とマイク音を別々に取り込むために設定が必要です。
まず、マイクをPCに接続し、OBSの「音声設定」でマイクを選択します。次に、ゲーム音をPC側で取り込むために、キャプチャーボードの音声出力をPCにルーティングする必要があります。これにより、OBSでゲーム音とマイク音を個別に調整できます。
音声バランスの調整
OBSの音声ミキサー機能を使って、ゲーム音とマイク音のバランスを調整することが重要です。ゲーム音が小さすぎる、またはマイク音が大きすぎる場合、視聴者が聞きづらくなってしまいます。
音量調整は、OBSの「ミキサー」セクションから行うことができます。ゲーム音とマイク音のバランスを見直し、視聴者にとって快適な音量に設定しましょう。また、マイクの音質を向上させるために、エコーキャンセリングやノイズゲート機能を使うことも有効です。
OBSとMacBook Proの設定確認
OBSを使用してMacBook Pro(M1)で配信する場合、音声の遅延やキャプチャの問題が発生することがあります。これを改善するためには、Macのオーディオ設定やOBSの設定を確認し、最適化することが必要です。
特に、OBS内で音声デバイスを手動で設定し、PCとPS5の音声を正しくルーティングできるように設定を変更してください。また、MacOSの「サウンド設定」でも音声入力と出力を確認し、正しいデバイスが選択されていることを確認しましょう。
まとめ
PS5からOBSにゲーム音とマイク音を正しく取り込むためには、キャプチャーボード、マイク、PCの音声設定を適切に調整することが必要です。OBSで音声バランスを調整し、音質を向上させるための設定を見直すことで、視聴者にとって快適な配信が実現できます。これらの手順を実行すれば、音声トラブルを解消し、より良い配信環境を整えることができます。


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