LBP171プリンターをAirPrintに対応させるためには、いくつかの設定を正しく行う必要があります。特に、リモートUIの起動時にIPアドレスを設定する方法がわからない場合があるかと思います。この記事では、AirPrintを正しく設定するための手順を詳しく解説します。
1. AirPrintを使用するための前提条件
まず、AirPrintを使用するためには、プリンターとMacやiPhoneが同じWi-Fiネットワークに接続されている必要があります。Wi-Fi接続が確立された状態で、プリンターがネットワーク上で認識されているか確認しましょう。
2. LBP171プリンターでのIPアドレス設定
LBP171の「リモートUI」を使用するためには、プリンターにIPアドレスを設定する必要があります。通常、プリンターは自動でIPアドレスを取得するはずですが、もし「0.0.0.0」と表示される場合は、手動でIPアドレスを設定する必要があります。
IPアドレスの設定方法は、プリンターの操作パネルを使って行います。プリンター本体の設定メニューから「ネットワーク設定」を選び、そこで手動設定に切り替え、適切なIPアドレスを入力します。通常、ルーターの設定画面でネットワーク内のIPアドレス範囲を確認し、その範囲内で未使用のアドレスを設定します。
3. リモートUIの起動と確認
IPアドレスを設定した後、Webブラウザーで「http://プリンターのIPアドレス」と入力し、リモートUIにアクセスします。ここでプリンターの設定や状況を確認できるようになります。もしここでエラーが表示される場合は、IPアドレス設定が正しくないか、ネットワーク接続に問題がある可能性があります。
4. AirPrintの有効化
プリンターのIPアドレス設定が完了したら、次にAirPrintを有効にする必要があります。多くのCanonプリンターでは、AirPrintはデフォルトで有効になっていますが、リモートUIから設定を確認して、もし無効になっていた場合は有効にしてください。
AirPrintが有効になっていれば、iPhoneやiPad、Macからプリンターを選んで印刷できるようになります。
5. トラブルシューティング
もしAirPrintが動作しない場合は、以下の点を確認しましょう。
- プリンターとデバイスが同じWi-Fiネットワークに接続されているか確認する。
- IPアドレスが正しく設定されているか、リモートUIで確認する。
- プリンターのファームウェアが最新であることを確認する。
- Wi-Fiルーターの設定で、AirPrintに必要な通信が遮断されていないか確認する。
6. まとめ
LBP171プリンターでAirPrintを使用するためには、IPアドレスの設定とリモートUIからの設定確認が重要です。ネットワーク設定を正しく行い、AirPrintを有効にすれば、iPhoneやMacから簡単に印刷できるようになります。もし問題が発生した場合は、ネットワーク設定やファームウェアの確認を行い、トラブルシューティングを試みてください。


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