ファインダー倍率は、カメラ選びにおいて重要な要素の一つです。特にAPS-C機とフルサイズ機を比較する際に、ファインダー倍率がどのように影響するのか、またその計算方法について混乱することもあります。この記事では、ファインダー倍率の基本的な概念と、APS-C機(例えばD500やD5600)とフルサイズ機(例えばD850)をどのように比較すべきかについて解説します。
ファインダー倍率とは?
ファインダー倍率とは、カメラのファインダーを通して見える画像の拡大率を示す指標です。簡単に言えば、ファインダー倍率が高いほど、被写体がより大きく、詳細に見えるということです。
例えば、ファインダー倍率が0.7倍の場合、35mmフルサイズセンサーのカメラで、ファインダーに映る画像が実際の大きさの70%に拡大されて見えることを意味します。この倍率はカメラによって異なり、特にAPS-C機とフルサイズ機ではその差が顕著に現れます。
APS-C機とフルサイズ機のファインダー倍率の比較
APS-C機とフルサイズ機を比較する際、ファインダー倍率の差を理解することが重要です。APS-Cセンサーはフルサイズセンサーよりも小さいため、同じ倍率でも、APS-C機のファインダーでは被写体がより小さく見えます。
質問の中で言及されている「D5600(APS-C機)0.82倍」という数値は、実際にフルサイズ機(1.0倍)のファインダーと比べて視野が狭く見えることを示しています。しかし、これはあくまで倍率であり、視野の広さや被写体の大きさに直接関係しているわけではありません。
ファインダー倍率の換算方法
APS-C機とフルサイズ機のファインダー倍率を比較する際、倍率をそのまま使うだけでは意味がわかりにくい場合があります。そこで、35mm判換算を使って、倍率をフルサイズ機に合わせる方法が一般的です。
例えば、D5600の0.82倍のファインダー倍率をフルサイズ機と同じ条件で比較するには、0.82を1.53(APS-Cセンサーの換算係数)で割ります。つまり、0.82÷1.53で、実際の倍率は0.54倍となり、これはフルサイズ機のファインダー倍率と比較して小さく見えることを示します。
価格.comの表と比較する際の注意点
価格.comなどの比較表では、35mmフィルムサイズ(フルサイズセンサー)のカメラを基準に「1」として設定されていることが多いです。この表を使って、APS-C機とフルサイズ機を比較する場合、換算係数を考慮しなくても、直接表に記載されている値で比較することができます。
たとえば、D500やD5600などのAPS-C機のファインダー倍率は、そのまま表に記載された値を使用してフルサイズ機と比較できます。しかし、換算を行うことで、より正確に両者の違いを把握することができます。
まとめ
ファインダー倍率は、カメラ選びにおいて重要な要素であり、APS-C機とフルサイズ機の比較では、その倍率に換算係数を考慮することが大切です。質問にあるように、価格.comの表で示されている倍率を使うことで、簡単に比較することができますが、より詳細な理解を得るためには換算を行ってフルサイズ機と同じ条件で比較する方法が有効です。
ファインダー倍率に関する基本的な理解を深め、APS-C機とフルサイズ機の違いをしっかり把握することで、より自分に合ったカメラを選ぶことができます。


コメント