競馬撮影をするために、現在使用しているNikonD7000とTAMRON 150-600mmレンズに満足していないという方へ。競馬などの動きの速い被写体を撮影するには、カメラのスペックが重要です。この記事では、NikonD7000を使っている方がどのカメラに買い替えれば良いかについて、具体的なアドバイスを提供します。
1. 競馬撮影に必要なカメラのスペック
競馬のような速い動きを撮影するには、高速な連写性能、優れたオートフォーカス機能、そして高感度性能が求められます。これらを満たすカメラは、動きが速く、また距離が遠い競馬場での撮影でも効果的に動きのあるシーンを捉えることができます。
特に重要なのは、連写速度とオートフォーカスの精度です。競馬撮影では、選手や馬の動きを逃さずに捉える必要があるため、これらの要素は必須です。
2. おすすめのカメラ機種
次に、NikonD7000とTAMRON150-600mmレンズを使う場合に、アップグレードするのに最適なカメラをいくつかご紹介します。これらのカメラは、連写性能やオートフォーカスの精度が向上し、競馬の撮影に非常に適しています。
- Nikon D7500: D7000の後継機で、より高い連写性能(8コマ/秒)と進化したオートフォーカスシステムを搭載しています。高速撮影が可能で、競馬撮影に最適です。
- Canon EOS 90D: 連写速度10コマ/秒の高速性能と、より精度の高いオートフォーカスが特徴です。Canonのカメラは、特に動きのある被写体を追うのに優れています。
- Sony α6400: ミラーレスカメラですが、超高速オートフォーカスと連写性能(11コマ/秒)を誇り、軽量で持ち運びやすいので、競馬場での撮影にも便利です。
3. 現在のレンズで使えるカメラは?
TAMRONの150-600mmレンズは、Nikonマウントにも対応していますが、CanonやSonyのカメラで使用するにはマウントアダプターが必要です。現在使用しているレンズをそのまま使いたい場合、Nikon D7500やCanon EOS 90Dが、カメラ本体とレンズの互換性があり、すぐに使用できます。
また、もしレンズもアップグレードを検討しているのであれば、Canon RF 100-500mmやSony 100-400mmなど、最新の望遠レンズも選択肢として挙げられます。
4. 競馬撮影時に役立つ撮影テクニック
カメラ本体を選ぶことに加えて、撮影テクニックも重要です。競馬の撮影で特に役立つテクニックは以下の通りです。
- 連写モード: 動きの速い競馬では、連写モードを活用して瞬間を逃さないようにしましょう。連写設定を高くし、連続でシャッターを切ることで、最良の瞬間を捉えることができます。
- シャッタースピード: シャッタースピードを速く設定することで、動きがブレずに鮮明な写真を撮影できます。競馬の撮影では、1/1000秒以上が推奨されます。
- フォーカスエリア: 馬や騎手の動きを追いかける際、オートフォーカスのエリア設定を「スポット」や「ダイナミックAF」にすると、素早く動く被写体を正確に追えます。
まとめ
競馬撮影において、NikonD7000とTAMRON150-600mmレンズの組み合わせは悪くありませんが、より高精度で高速な撮影が可能なカメラへのアップグレードを検討すると良いでしょう。おすすめのカメラはNikon D7500、Canon EOS 90D、Sony α6400などで、どれも競馬撮影に必要な高速連写や高精度オートフォーカスを備えています。
さらに、レンズや撮影テクニックを工夫することで、より迫力のある競馬写真を撮影できるようになります。


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