B450 Steel LegendでPCIE4が動作しない原因とその解決方法について、設定やハードウェアの確認ポイントを詳しく解説します。特にM2スロットの設定やBIOSのアップデートが問題に関わることがありますので、その対応方法もご紹介します。
1. M.2スロットとPCIE4の関係
B450 Steel LegendのM.2スロットは、PCIE4とPCIE3をサポートしていますが、特定の条件下ではPCIE4が利用できなくなります。例えば、M2_1スロットにSSDを挿している場合、PCIE4の帯域幅が制限されることがあります。
2. 設定項目「force m2_2 to support pcie type device」の影響
設定で「force m2_2 to support pcie type device」を有効にすると、M2_2スロットでPCIEデバイスを使用する際の設定が強制されます。しかし、この設定が有効になっている場合でも、M2_1スロットと同時に使用している場合、PCIE4が動作しないことがあります。
3. BIOSのバージョンとアップデート
BIOSのバージョンが古い場合、M.2スロットやPCIE4の機能に影響を与えることがあります。現在使用しているBIOSバージョンがP8.01である場合、最新のBIOSにアップデートすることで、PCIE4が正常に動作する可能性が高くなります。公式サイトで最新のBIOSを確認し、アップデートを試みてください。
4. ハードウェアの故障の可能性
一度も使用していないPCIEスロットが壊れているとは考えにくいですが、PCIE4が動作しない原因としては、ハードウェアや接続不良も考えられます。これに関連する設定や接続端子を再確認し、問題がないか確認することをお勧めします。
5. まとめ
B450 Steel LegendでPCIE4が動作しない場合、M2スロットの設定やBIOSのバージョンが原因である可能性があります。M2_1スロットとM2_2スロットの併用や、「force m2_2 to support pcie type device」の設定、さらにBIOSのアップデートを行うことで解決できることがあります。これらを順に試し、PCIE4の動作を確認しましょう。


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