Canon EOS 9000Dからフルサイズ機への乗り換えを検討している方に向けて、Canon EOS R8の使用感や選ぶべきレンズ、バッテリー問題について詳しく解説します。特に動物撮影や夜景撮影に最適な機材の選び方を紹介します。
1. Canon EOS R8の特徴と使用感
Canon EOS R8は、軽量でコンパクトなフルサイズミラーレスカメラです。特に動物撮影や風景撮影、夜景撮影において優れた性能を発揮します。高い解像度と優れたISO性能を誇り、暗所でもきれいな画像を撮影できます。
バッテリーの持ちに関して、EOS R8は連続撮影にはやや不安が残ります。特に動物園や水族館で500枚前後のシャッターを切る際、長時間使用する場合は予備バッテリーが必須です。
2. レンズ選び: RF100-400mmとRF28-70mmの選択肢
動物撮影や風景撮影には、RF100-400mm F5.6-8 IS USMのようなズームレンズが便利です。動物の撮影には、広い焦点距離範囲をカバーできるズームレンズが特に有用です。
また、RF28-70mm F2.8 IS STMのような標準ズームレンズは、ポートレートや風景撮影に最適です。開放F値が2.8なので、背景ぼけや低光量での撮影にも対応できます。
3. 他のフルサイズ機と比較する
Canon EOS R8は軽量でありながら優れた性能を持っていますが、他のフルサイズミラーレス機と比較することも重要です。例えば、Sony α7 IIIやNikon Z6 IIも同じくフルサイズセンサーを搭載しており、動物撮影や夜景撮影にも強いカメラです。
これらのカメラもバッテリーの持ちやカスタマイズ可能な設定などが異なるため、使用感や機能面での比較を行うことが重要です。
4. 手ぶれ補正と撮影スタイルの違い
Canon EOS 9000Dは手ぶれ補正が搭載されていないため、手ぶれ補正を意識していない方にはEOS R8のIBIS(ボディ内手ぶれ補正)の有無が気になるかもしれません。EOS R8にも手ぶれ補正は搭載されていますが、動物撮影では動きが速い被写体を捉えるために三脚や他の安定した撮影方法を使うのが理想的です。
手ぶれ補正があれば、低速シャッターでもシャープな画像を得られることが多く、風景や夜景撮影には効果的ですが、動物撮影では機動性を重視した方が良い場合もあります。
5. まとめ: 最適なフルサイズ機選び
Canon EOS R8は軽量で性能も高く、動物撮影や風景撮影、夜景撮影に適したフルサイズミラーレスカメラです。バッテリーの持ちに不安があるため、予備バッテリーを用意し、長時間の撮影には注意が必要です。
レンズ選びでは、RF100-400mm F5.6-8 IS USMやRF28-70mm F2.8 IS STMが特におすすめで、使用するシーンに合わせたレンズを選ぶことが重要です。Canonの操作性に慣れているのであれば、EOS R8は理想的な選択肢ですが、他のブランドも視野に入れて比較することで、最適なカメラを見つけることができるでしょう。


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