Canon望遠レンズ選び|F11 IS 800mm vs F5.6-8 IS 100-400mmの比較

デジタル一眼レフ

望遠レンズの選び方に迷う方へ、特に飛行機や動物、遠くの景色を撮影したい方に向けて、CanonのF11 IS 800mm単焦点とF5.6-8 IS 100-400mmズームレンズの選び方を解説します。R50ボディを使用している方におすすめのポイントも紹介し、それぞれのレンズがどのような用途に適しているかをご説明します。

Canon F11 IS 800mm単焦点レンズの特徴

Canon F11 IS 800mm単焦点レンズは、非常に長い焦点距離を誇り、飛行機や動物の撮影に特に向いています。800mmの焦点距離は、遠くの被写体を大きく捉えることができ、遠景を鮮明に撮影できます。ただし、F11の絞り値は明るさに限界があり、低光量下ではシャッタースピードが遅くなり、手ブレや被写体ブレが発生する可能性があります。また、ズームが効かないため、構図の調整が難しいこともあります。

そのため、長時間の撮影や頻繁に構図を変更したい場合には、使い勝手に制限が出てくることがあります。しかし、手ブレ補正(IS)機能が搭載されており、手持ち撮影でも比較的安定した撮影が可能です。

Canon F5.6-8 IS 100-400mmズームレンズの特徴

Canon F5.6-8 IS 100-400mmズームレンズは、焦点距離が100mmから400mmまで調整可能なズームレンズで、幅広いシーンで活用できます。ズームレンズの最大の利点は、被写体の距離に応じて焦点距離を調整できる点で、飛行機や動物の撮影では非常に便利です。さらに、F5.6-8という絞り値は、明るさが不足する場面で不安があるものの、実際には大体の日中撮影には十分な明るさを提供します。

IS機能(手ブレ補正)も搭載されており、手持ち撮影時の安定性が向上します。特にズームを使用している場合、手ブレが心配になりますが、この機能により、低速シャッターでも比較的安定した撮影が可能です。100-400mmという範囲で幅広い焦点距離をカバーしているため、さまざまなシーンに対応できます。

どちらのレンズが最適か?

この2つのレンズを比較すると、それぞれに強みがあります。もし、飛行機や動物を撮影する際に、非常に遠くの被写体を捉えたいのであれば、F11 IS 800mmの単焦点レンズが圧倒的に優れています。特に飛行機の離着陸シーンなど、動きの速い被写体を撮る場合にその威力を発揮します。

一方で、F5.6-8 IS 100-400mmズームレンズは、構図の変更が簡単で、動物の撮影などにおいて被写体との距離が変化する場面で非常に便利です。ズーム機能により、状況に応じた撮影が可能となり、一般的に扱いやすさではこちらが有利です。

Canon R50との組み合わせ

Canon R50は、比較的小型軽量なカメラボディで、これらのレンズとの組み合わせにも適しています。F11 IS 800mm単焦点レンズを使用すると、長い焦点距離により、ボディが重く感じられることがありますが、R50の軽量ボディであれば手持ち撮影でも比較的扱いやすいでしょう。また、R50のオートフォーカス性能と連携して、動きの速い被写体の撮影もスムーズに行えます。

まとめ

望遠レンズ選びにおいて、F11 IS 800mm単焦点レンズは、特に遠距離の被写体に対して圧倒的な性能を持っていますが、ズームが効かないため、撮影環境によっては少々不便を感じるかもしれません。一方、F5.6-8 IS 100-400mmズームレンズは、ズーム機能を活かし、さまざまな撮影シーンに対応できるため、使い勝手の良さが魅力です。どちらが最適かは、撮影シーンや好みによるため、用途に応じて選択するのが良いでしょう。

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