中国版として販売される の を購入する際、「日本語は使えるのか？」は多くの日本のユーザーにとって重要なポイントです。本記事では、言語サポートの仕様や実際の設定方法、注意点を整理しました。
iPad mini の公式対応言語リストと「日本語」のサポート
Apple の公式仕様ページを見ると、iPad mini のメニュー言語（システム言語）に「日本語」が含まれていることが明記されています。つまり、ハードウェアやモデルがどこで購入されたかにかかわらず、OS 設定で日本語を選べる仕様です。([参照]Apple – iPad mini 仕様)
この対応言語リストには、中国語（簡体字・繁体字）、英語、そして日本語のほか、多数の言語が並んでいます。そのため「中国版だから日本語が使えない」ということは基本的にはありません。
購入後の設定方法 ― 日本語に切り替える手順
実際に日本語に切り替えるには、設定アプリから「一般（General）」→「言語と地域（Language & Region）」を開き、「言語を追加」または「日本語」を選ぶだけで変更可能です。([参照]Apple サポート – 言語と地域の変更方法)
言語設定を変更すると、アプリメニューやシステム表示が日本語になるため、日本で使う上で支障はありません。
中国版を購入する際の注意点 ― 言語以外で気を付けるべきこと
ただし「中国版」ということで、以下のような点に注意が必要です。
- App Store や一部プリインストールアプリの地域設定が中国向けになっている可能性がある
- 地域（Region）設定が中国のままだと、日本の Apple ID や日本の決済方法、サービス（Siri、日本国内向けアプリなど）が使いづらい場合がある
- 言語を日本語にしても、キーボード設定や入力方式が中国向けのままになっている場合があるので、必要に応じて「日本語キーボード」を有効にすること
たとえば、言語を日本語にしてもキーボードが中国語のままでは日本語入力ができないため、設定からキーボードを追加する必要があります。
実例：海外版 iPad を日本語化して使っている人の声
過去には、「海外（非日本）で購入した iPad／iPhone でも、日本語がきちんと使える」という報告が多くあります。いわゆる“グローバル版／輸入版でも問題なく日本語対応”という事例です。([参照]海外で購入した iPad／iPhone の日本語化方法（Blog from America）)
このような事例からも、言語対応については大きな心配はいらないと言えます。
いつ日本語が使えない？ 起こりうる例と対処法
ほとんどの場合問題ないとはいえ、下記のようなケースでは注意が必要です。
- 初期設定で言語を中国語にしてしまい、かつ言語設定の変更方法が分からない
- キーボード設定が中国語のみで、日本語キーボードが登録されていない
- App Store の地域が中国のままで、日本のアプリや支払い方法が利用できない
これらはすべて「設定」で修正可能なので、中国版 iPad を買っても、設定に慣れていれば問題ありません。
まとめ
結論として、中国版 iPad mini (2024) であっても、メニュー言語やキーボード入力として「日本語」はサポートされています。購入後は言語設定やキーボード設定、そして Apple ID／App Store の地域設定を確認すれば、日本国内で使う上で大きな支障はないでしょう。
ただし、プリインストールアプリの地域向け設定やアカウントの地域設定など、言語以外の部分で手動対応が必要な場合があるため、その点だけ押さえておけば安心です。
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