ELEGOO Mars 4 Ultraでレジンプリンターを使用している場合、初期層がうまくプリントできないことや、ラフトと造形物が潰れてしまう問題が発生することがあります。この問題は、設定やプリント条件によって改善できることがあります。この記事では、適切な設定方法を解説し、印刷失敗を防ぐためのポイントを紹介します。
1. 初期層の露光時間を調整
初期層の露光時間が短すぎると、ラフトがプリントされにくく、安定して造形物を支えることができません。初期層の露光時間を長くすることで、ラフトがしっかりとプリントされ、造形物が安定します。推奨される初期層の露光時間は30~60秒程度です。
設定方法としては、スライスソフト(CHITUBOX)で「初期層露光時間」を調整しましょう。もしラフトが不安定な場合は、露光時間をさらに増やしてみてください。
2. 積層の露光時間を適切に設定
積層の露光時間も重要な要素です。露光時間が短すぎると、層が十分に硬化せず、プリントが不安定になります。一般的に、標準的なレジンを使用する場合、積層露光時間は6~10秒程度が推奨されます。
この設定もスライスソフトで調整できます。露光時間が長すぎても問題ですが、まずは推奨の範囲内で調整してみてください。
3. プリンターのレベル合わせとキャリブレーション
レベル合わせが不十分だと、プリント時に圧力が均等にかからず、ラフトが潰れてしまうことがあります。プリンターのレベル合わせは、マニュアルに従って丁寧に行い、ビルドプレートが液晶ディスプレイと平行になるように調整します。
レベル合わせ後は、必ずテストプリントを行い、問題が解決したか確認しましょう。
4. スライス設定を見直す
スライス設定がプリンターに適していない場合、プリント失敗の原因となります。特に、スライスソフトで「MARS 4 Ultra」のプリセットを使用している場合でも、他のプリンター設定に合わせる必要がある場合があります。自分のプリンターに最適な設定を見つけるために、いくつかの設定を試してみることが重要です。
また、CHITUBOXで「サポート構造」を調整することも、ラフトの安定性に役立ちます。自動サポートの密度や太さも調整し、しっかりしたサポートを作成することをお勧めします。
まとめ
ELEGOO Mars 4 Ultraでのプリント失敗は、露光時間、レベル合わせ、スライス設定が適切でない場合によく発生します。初期層と積層の露光時間を適切に設定し、レベル合わせを行い、スライス設定を見直すことで、プリントの品質が向上します。これらの調整を試してみることで、安定したプリントが可能になるはずです。

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