バッファローの外付けDVDドライブ「DVSM-PTS8U3-BKB」を使用している際に発生する「コマンドエラー」の原因とその対処法について解説します。エラーコード「Command = 53」と「Sense: ASC:ASCQ = 05:20:00」の問題に直面した方に役立つ情報をお届けします。
エラーの詳細と考えられる原因
エラー「Command = 53」とは、DVDドライブが書き込み操作を正常に完了できなかったことを示しています。これにより、ディスクへの書き込みが失敗することがあります。原因として考えられるのは、以下の要素です。
- DVDオーサリングソフト(TMPGEnc Authoring Works 7)との相性問題
- USBポートや接続の問題(USB3.0の互換性)
- メディアの互換性問題(使用するDVD-Rの品質や仕様)
- ドライブのファームウェアやソフトウェアの不具合
特に、DVDオーサリングソフトとドライブの相性問題や、USBポートのバージョンが影響することがあります。
TMPGEnc Authoring Works 7との相性問題
「TMPGEnc Authoring Works 7」は高機能なDVDオーサリングソフトですが、一部の外付けドライブとの相性問題が報告されています。この場合、ソフトウェアがドライブに正しくアクセスできないことがあり、エラーが発生します。ソフトの設定やバージョンが最新であるか確認し、ドライバやソフトのアップデートを行うことをお勧めします。
また、ソフトを再インストールしてみるのも有効です。これにより、設定の問題が解消され、正常に書き込みが行える場合があります。
USB3.0接続やメディアの問題
使用しているPCのUSBポートが3.0規格である場合、時折接続の互換性に問題が生じることがあります。特に古いドライバや設定に起因する不具合が発生することがあります。まずは、USBポートやケーブルを別のものに変更して接続してみると良いでしょう。
また、使用しているDVD-Rメディアが品質に問題がある場合、書き込みエラーが発生することがあります。特にマクセルやバーベイタムのDVD-Rが推奨されていますが、異なるブランドを試してみることで解決することもあります。
ドライブのファームウェアやソフトウェアの更新
バッファローの外付けDVDドライブには、ファームウェアのアップデートが必要な場合があります。ドライブに付属しているソフトウェアやバッファローの公式サイトで最新のドライバやファームウェアが提供されているか確認し、アップデートを行うことをお勧めします。
また、Power2Goなどの別のソフトウェアでは書き込みが正常に行える場合があるため、一度そちらでテストしてみることも有効です。
まとめと最終的な対策
「コマンドエラー」が発生した場合、TMPGEnc Authoring Works 7の設定やドライブの相性を見直し、USBポートやメディア、ソフトの更新を行うことが解決の鍵となります。もしそれでも問題が解決しない場合、別のソフトを使用したり、ドライブの交換を検討することも一つの手です。エラーメッセージや使用環境に応じて、最適な方法を試してみましょう。


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