SonyのWF-1000XM5の片方を湯船に落としてしまった場合、すぐに取り出して音が鳴っているのを確認しても、壊れていないか心配になるのは当然です。この記事では、WF-1000XM5が水に浸かってしまった際の対応方法や、その後のリスクについて詳しく解説します。
WF-1000XM5は防水性能があるのか?
SonyのWF-1000XM5はIPX4等級の防水性能を持っています。この防水性能は、汗や雨程度の水しぶきには耐えることができますが、長時間水に浸かることには対応していません。そのため、湯船に落とした場合、完全に防水が効いているとは言えません。
したがって、もし湯船に落としてしまった場合、すぐに取り出して乾燥させることが非常に重要です。音が鳴っているからといって完全に問題がないとは限りません。
水没後の対処法
湯船に落ちた後、まずはイヤホンを完全に乾かすことが最も大切です。まず、イヤホンの表面を柔らかい布で拭き取ってください。次に、イヤホンを水分が抜けるように乾燥させる場所に置き、数時間から24時間程度、完全に乾燥させます。乾燥が不十分なまま使用すると、内部の電子部品が腐食してしまう可能性があります。
乾燥方法としては、イヤホンを乾燥剤と一緒に密閉した袋に入れ、湿気を吸わせる方法が効果的です。決してドライヤーやヒーターを使って急激に乾燥させないようにしましょう。
充電ケースに入れても発火する可能性はあるか?
水に濡れた状態で充電ケースに入れるのは避けるべきです。もし水分がイヤホン内部に残っている状態で充電を行うと、ショートや内部の腐食を引き起こすリスクが高まります。
特に、充電中にイヤホン内部で異常な熱を持ったり、発火したりするリスクがあります。イヤホンが完全に乾いていることを確認するまで、充電ケースに入れず、充電は避けるようにしましょう。
水没後に音が正常に聞こえる場合のリスク
音が正常に聞こえているからといって、イヤホンが完全に無傷であるとは限りません。水分が内部に残っていると、時間が経過するにつれて腐食が進み、音質が低下したり、故障が発生することがあります。
したがって、水に浸かってしまった場合は、音が正常でもできるだけ早く乾燥させ、状況を慎重に確認することが大切です。
まとめ
SonyのWF-1000XM5は防水性能を持っていますが、湯船に落ちてしまった場合には、音が正常に聞こえていても、内部に水分が残っている可能性があるため、十分な乾燥が必要です。乾燥後に充電ケースに入れる前に、完全に水分が抜けていることを確認し、発火や故障を防ぐためにも慎重に扱うことが重要です。


コメント