3Dプリント後の洗浄で「IPA(イソプロピルアルコール)」を使用している際に、表面がガサガサしたり、レジンが残ってヌルヌルする現象が発生することがあります。この問題はよくあることで、適切な手順を踏むことで解決できます。
1. ガサガサになる原因
表面がガサガサになる主な原因は、洗浄後のレジンが完全に除去されていないか、または不完全な硬化が原因です。特に光造形後に十分な硬化が行われていない場合、表面が荒れることがあります。
また、IPAでの洗浄が過度に行われたり、長時間の浸漬が行われたりすると、レジンが反応し、表面に不均一な質感が出ることもあります。
2. ヌルヌルの原因
ヌルヌルする原因は、洗浄後にレジンが残っているためです。特に、IPAでの洗浄が十分でない場合や、乾燥が不完全な場合、残ったレジンがヌルヌルとした状態になります。
さらに、引き上げる際に急いで作業を行うと、十分に乾燥していない状態で残留レジンが固まることなく残ってしまうことがあります。
3. 解決策:洗浄方法と乾燥
まず、光造形物をIPAで洗浄する際は、適切な時間をかけて浸すことが大切です。通常、1~2分の浸漬で十分な洗浄が可能です。その後、IPAで洗浄した後は、乾燥を徹底的に行ってください。
特に、乾燥が不完全だとヌルヌルした感じが残りやすいため、しっかりと乾燥機を使ったり、風通しの良い場所で自然乾燥させることをお勧めします。
4. クリーニングと再硬化
もし表面がガサガサになった場合、クリーニング後に再硬化を行うことが有効です。UVライトを使用して、必要な部分だけを再度硬化させることで、表面が滑らかになります。
また、表面が荒れている場合は、サンドペーパーで軽く磨くことで、滑らかな仕上がりにすることもできます。
5. 素材の選択と環境の改善
レジンの品質や種類によっても洗浄後の状態が変わることがあります。より優れた硬化性能を持つレジンを選ぶことで、こうした問題を減らすことが可能です。
また、使用する環境が湿気が多い場所だと、乾燥が遅れたりすることもあります。適切な環境で作業を行うことも、品質を保つためには重要です。
6. まとめ
光造形後の洗浄時に表面がガサガサになる問題やヌルヌルする問題は、洗浄方法や乾燥の徹底、そして必要な硬化を行うことで改善できます。これらの方法を試して、品質の高い3Dプリントを実現しましょう。


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