クロームブックで動かせる3Dプリンターのスライサーソフトについて

3Dプリンター

クロームブックを使って3Dプリンターを操作したいと考えている場合、使用可能なスライサーソフトがあるか気になるところです。ここでは、クロームブックに対応するスライサーソフトを紹介し、その使い方についても説明します。

1. クロームブックで使える3Dプリンターのスライサーソフト

クロームブックは基本的にChromeOSを使用しているため、WindowsやMacOSとは異なり、対応するアプリケーションが限られています。それでも、いくつかのオンラインベースやWebアプリを利用することで、3Dプリンターのスライシング作業を行うことができます。

2. Tinkercad(ティンカキャド)を使う

TinkercadはAutodeskが提供する無料のオンライン3Dデザインツールで、クロームブックでも利用可能です。Tinkercadを使用すれば、3Dモデルの作成からスライス、さらには3Dプリンターへのデータ送信まで一貫して行うことができます。

また、Tinkercadはブラウザ上で動作するため、クロームブックのような軽量なデバイスでも問題なく使用でき、インターフェースも非常にシンプルで直感的です。

3. Cura Web(クラウドベースのCura)を使う

Curaは3Dプリンティング業界で非常に人気のあるスライサーソフトですが、オフライン版だけでなく、クラウドベースのバージョン(Cura Web)もあります。これを使うことで、クロームブックでも3DモデルをスライスしてG-codeを生成することができます。

Cura Webは、Webブラウザ上で動作するため、特別なインストール作業は不要で、インターネット接続さえあればどこでも利用できる点が便利です。

4. OctoPrintを使ったスライシング

OctoPrintは、3Dプリンターを遠隔操作するためのオープンソースソフトウェアですが、スライス機能を持つプラグインもあります。OctoPrint自体はクロームブックで直接動作するわけではありませんが、Webインターフェースを介してアクセスすることができ、クロームブックからでもスライシングを行うことが可能です。

OctoPrintのスライス機能を利用すれば、PCの負担を軽減しつつ、3Dプリンターの管理を効率的に行うことができます。

5. その他のクラウドベースのスライサー

他にもクラウドベースでスライスが可能なツールがあります。たとえば、「Slic3r Cloud」などのオンラインスライサーを利用することもできます。これらは、インストール不要でブラウザ上で動作し、クロームブックでも問題なく使用可能です。

6. まとめ

クロームブックでも使用できる3Dプリンターのスライサーソフトはいくつかあります。TinkercadやCura Webのようなオンラインツールを利用すれば、クロームブックの性能でもスムーズに3Dプリンティング作業を行うことができます。また、OctoPrintを使って遠隔操作も可能で、より便利にプリンターを管理できます。

これらのツールを活用して、クロームブックでも十分に3Dプリンターの操作ができるので、ぜひ試してみてください。

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