モバイルバッテリーの容量を確認すると、バッテリー容量と定格容量という2つの数値が記載されています。例えば、4000mAhの容量で定格容量が2400mAhという場合、iPhone14をどれくらい充電できるか気になる方も多いでしょう。この記事では、モバイルバッテリーの容量からiPhone14の充電量を計算する方法をわかりやすく解説します。
モバイルバッテリーの容量とは?
モバイルバッテリーの「容量」とは、バッテリーが蓄えることのできる電気の量を示す指標です。単位はmAh(ミリアンペアアワー)で、数字が大きいほど多くの電気を蓄えられます。また、「定格容量」とは、バッテリーが効率よく電力を供給できる容量のことを指します。定格容量は実際に使用可能な容量で、バッテリーの種類によっては表示されることがあります。
例えば、4000mAhのモバイルバッテリーには、実際に使える2400mAh程度の容量があることになります。
iPhone14のバッテリー容量
iPhone14のバッテリー容量は約3279mAhです。この容量を元に、モバイルバッテリーがiPhone14をどれくらい充電できるのかを計算することができます。モバイルバッテリーの定格容量が2400mAhの場合、iPhone14をフル充電することは難しいですが、部分的に充電することは可能です。
次に、モバイルバッテリーの容量をiPhone14の充電に換算する方法を見ていきましょう。
モバイルバッテリーでiPhone14を何%充電できるか計算する方法
モバイルバッテリーの定格容量2400mAhを使用して、iPhone14(3279mAh)を充電する場合、単純に定格容量をiPhoneのバッテリー容量で割ることで、充電可能な割合を計算できます。
計算式は次の通りです。
充電できる割合 = (モバイルバッテリーの定格容量 ÷ iPhone14のバッテリー容量) × 100
具体的には。
(2400mAh ÷ 3279mAh) × 100 ≈ 73.2%
この計算から、2400mAhのモバイルバッテリーでiPhone14のバッテリーを約73%充電できることがわかります。
実際の充電効率に関する注意点
実際の充電では、モバイルバッテリーとiPhoneの間でエネルギー損失が発生します。例えば、変換効率が100%でないため、実際にはもっと少ない容量で充電できる可能性があります。多くのモバイルバッテリーの効率は約80%程度です。
そのため、2400mAhの定格容量でも、実際には60%〜65%程度の充電が可能な場合が多いでしょう。この点を考慮すると、モバイルバッテリーの容量だけでなく、効率も充電量に影響を与えることを覚えておきましょう。
まとめ
モバイルバッテリーの定格容量2400mAhを使うことで、iPhone14のバッテリーを約73%充電することができます。しかし、実際の充電効率を考慮すると、実際には60%〜65%程度の充電ができると予想されます。モバイルバッテリーの容量と効率を考慮して、充電量を把握することが大切です。


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